慢性じんましんなんかこわくない!(ハルくん 2歳 男児/ナツくん 0歳 男児 慢性じんましん(慢性))
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
引き続き、慢性じんましんが改善したハルくん・ナツくん兄弟について書きます。
今日は、お二人のその後についてです。
1 慢性じんましんの改善例・写真と経過
2 慢性じんましんが食事で改善した!
3 母乳はアレルギーの原因になるか。
4 慢性じんましんなんかこわくない!(終)
まず、じんましんとは、日本皮膚科医学会HPの「皮膚科Q&A」によると、「皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気」であり、「多くの場合、一回一回の症状は直接思い当たる理由無く現れ」るとされています。
そして「最初の症状が出始めてから1ヶ月」以上続くものを、慢性じんましんと言います。
二歳だったハルくんと、母乳を飲んでいたナツくん(当時0才)は、ほぼ同時にこの慢性じんましんを発症しました。
その後、お母さん、М子さんは私の本↓↓↓をお読みになり、食事療法を開始。
結果、ハル君は、症状が消失。
ナツくんは、大幅に軽減しました。
●ハルくんの改善写真
●ナツくんの改善写真
とはいえ二人はその後、完治したというわけではありません。
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それから、気をつけたり、油断したり→じんましんも増えたり減ったりを繰り返していました。
もっと徹底してやれば良いのでしょうが、慣れない二人育児でうまくいかず…。
育児を言い訳にするのもお恥ずかしいですが。
そしてМ子さんは、初めて受診した皮膚科の、飲み薬で症状を抑える(その後減らしていく)というやり方を受け入れました。
もちろん薬に頼りすぎてはいけないですが、食事管理をできない自分に苛立ち、次男のじんましんを見るたびに溜息をついていた時に比べて、心身ともにとても楽になりました。
(中略)
あまり良い報告にならず申し訳ないですが、食べ物に気を使うことの大切さをこんなに意識したことは今までなかったし、このことは人生の中でもすごい収穫だったと思っています。
そのときにお返しした私のメッセージを転載します。
(ちなみに、私は時折、相談者さんから、「佐々木さん、申し訳ありません、いまも完治していません」みたいなメッセージを頂くことがあるのですが、そんな罪悪感は、ぜんぜん必要ないですよ~。
何度か書いていますが、私はつねにこのように考えています(^^))
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みなさんそうですよ。ぜんぜんだいじょうぶです。
その中で長男君の症状が出なくなったこと、これはものすごい収穫ですよ。
お母さんのがんばりのたまものです。よくがんばられましたね。
長男君についても、いま飲み薬で抑えられているんでしょう?
体内に炎症物質がたくさんあったら、どんなに薬を飲んでも抑えられないものですよ。
あっさり薬が効くというのは、とてもよい傾向なんですよ。
ストイックにはできていなくても、以前とは違う食事を心がけている成果が出ているのだと思いますよ。
(中略)
私が食事療法を広める活動をしている目的は、患者がお子さんの場合については特にですが、
アレルギーの症状に翻弄され将来への不安や恐怖で疲れ切った状態から、脱してもらうことです。
食事が症状をある程度左右していることを実感すると、食事管理が徹底できないとしても、不安や恐怖は減りますよね。
アレルギー改善に取り組む目的は、完治そのものでなく、日々を楽しく生きられるようになることであるべきです(^^)
ですから、(М子)さんが心身ともにラクになったと聞いてとてもうれしいですよ。
そして、それから二年弱の時間が経って、最近のやりとりより。
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じんましんはあれからほぼ出ておらず、私もだいぶ油断していて、気をつけていたころの食生活とはかけ離れた食生活になってしまっています(すみません、そしてお恥ずかしい…)
成長とともに改善されてきたこともあると思いますが、何も気にしていなかった頃に比べると断然、煮物や魚料理を多く出すようになっていることが良い影響になったかなと思います。
自分自身の安心感にもつながっているところはあります。
そして食生活が乱れに乱れたり、疲れなどが重なるとやはり出ることがありますが、2、3日で治るような感じです。
目に見えてアレルギー(じんましん)がひどい、というレベルではなくなりましたが、アトピー、アレルギーが少し出やすい体質であることは変わりないと思うので、できる限りで気をつけているという感じです!
М子さん、すばらしいヽ(^o^)丿!
お子さんたちとの、食を含めた生活を楽しんでいらっしゃるのが伝わってきます。
お子さんたちはまだまだ手のかかる年齢だと思いますが、うまく息抜きして、ご自分もおいしいものを召し上がってくださいね。
さて、今回でハルくんとナツくんの記事はおしまいです。
食事と慢性じんましんの関係について、こうして記事にさせていただけたこと、本当に感謝しています!
またいつでもご連絡くださいませ。