熱性けいれんの原因は、食生活の偏りだ・・・と思う。
●熱けいれんの原因は油だ。を読む
■繰り返す熱性けいれん、高熱の原因は、食生活の偏りである。
・・・これは、私が最近つよく感じていることだ。
というのは、油を抜き、魚中心にした食生活を始めてから、
熱性けいれん持ちの息子と、よく高熱で寝込んでいた主人が、ぱったりと熱に悩まされなくなったから。
そして、私が食事アドバイスをしているママ友のお子さん、少なくとも三人も同様である。
ちなみにこれはみな、アレルギーを改善させるための取り組み。
高熱が出なくなったのは副効果である(油抜き和食の副効果は、他にもいろいろある)。
■熱が出なくなるわけではない
とはいえ、主人も息子も、体調を崩すこともあるし、相変わらず風邪もひく。
そのときは鼻水も、ちょっとは熱もでる。
・・・のだけれど、なんというか、体の反応が適度、なのだ。
経緯が穏やかで、本人もそう辛そうでもない。
「どうなっちゃうんだろう」感がない。
そんな穏やかな日々が二年ほど続いていた、
・・・なかの、今回のシルバーウィーク!
ちょっとやらかしてしまって、冷や汗をかいたのだけど、
興味深い話だと思うので、書いておこうと思う。
■やってしまったシルバーウィーク
シルバーウィークは、子供たちを連れて、親戚のうちを訪れ、とっても楽しく過ごした。
そこまでの道中を含め、外食が多く、食生活がかなり乱れた。
●普段の食生活はこんな感じ⇒佐々木家の食卓
揚げ物は半月に一回あるかないか。炒めものはバターかオリーブオイルを少量で二日に一回ぐらい。
スナック菓子などは週に一回あるかないか。
肉は一日おきぐらいには食べる。
乳製品は三日に一回ぐらいでチーズを食べるだけ。
卵は、一か月で一家四人で一ダースを持て余すぐらい。
●旅行中は、揚げ物、スナック菓子、肉、卵、乳製品を、毎日、入り乱れて食べていた。
■食が原因であろう高熱、の出方(息子の場合)
で、帰宅して翌日の午後、
息子がなんだかトホーンとした顔をしているのに気がつく。
額を触ると、ちょっと熱い。
会話しようとしても、だるそうで、反応があんまりよろしくない。
ここでばーっとよみがえってきた。
二年前まで、息子の発熱はいつもこんな感じだったのである、
①それまで元気だったのに、急にトホホンとした顔で静かになる
↓
②微熱がある
↓
③数分~数十分で体温が2~3度急上昇する
↓
④呼んでも応じなくなる
↓
⑤痙攣が始まる
あわてて体温を測ると、すでに七度八分あったので、けいれん止めのダイアップ(坐薬)を入れる。
(二年前のもので、薬効はぎりぎりだけど)
そこから体温が急上昇してゆき、みるみる反応が悪くなり、目線が泳ぎだす。
名前を呼んで、なんとか現世につなぎとめる。
なんとかけいれんは免れ、薬の副作用で眠りに落ちた。
このときの熱の出方は、この平和な二年とは、明らかに違うものだった。
例えて言えば、免疫君が、領空に迷い込んできた小鳥か何かにビビッて、場違いな重機で、むやみやたらに撃ち込んでいるような感じ!!!
(イメージを貼ってみた:87式自走高射機関砲)
■繰り返される熱性けいれんの多くは、たぶん、食事で予防できる
・・・今回の経験で、わたしは改めてそう感じた。
もちろん、すべての熱性けいれんもちの人に効果があるだろうなんて言えない。
でも、食事内容に思い当たる節があるならば、まず変えてみることをすすめたい。
けいれんしているわが子を見るのは、胸がつぶれるような思いだ。
ダイアップは頼りにはなるけれど、興奮などの副作用がつよくておっかない。
医師によっては、親御さんもけいれんに慣れて対処できるようになります、なんて言うし、
以前は私も、冷静かつ適切な対処ができるようにならなければ・・・とがんばっていた。
けれど、それは努力の方向を間違っていたと、今ではわかる。
■羽目の目盛りを覚える(^^)/
それにしても、帰省とか、旅行とかは、ある意味、なかなかやっかいである。
私の友人のママさんたちも、そういう期間の後に、アレルギーなどの子供の症状が久しぶりに出る、という方が多い。
とはいえ!
そんな時ぐらい、羽目を外したっていいじゃん!
たまにはこってりしたもの、もったりしたもの、食べたいし!
その場の人間関係だって、大切にしたいしね!
大切なのは、食事と症状の因果関係について知ることだ。
知っていさえいれば、たとえ症状が出ても、次回からの羽目の目盛りの目安にできるし、何より、落ち着いて対処できる。
私の今回の反省、それは、息子のアレルギー症状(喘息)が出ていないかには目を光らせていたものの、
息子が熱性けいれんもちでもあったことを、すっかり忘れていたことだった(・_・;)
ごめんね、P!
母は目盛りを学習したぞ。
でも、いろいろ、おいしかったねえ!
●熱けいれんの原因は油だ。を読む