玄米が武士の強さの秘密? 4 ~戦国時代編~
<登場人物>
佐々木愛
三人の子持ちの主婦。調べもの好き。
健康のために、食生活に、玄米、植物油を取り入れていたが、子供たちがアレルギーに。
玄米、植物油などをやめて、昭和30年代の和食にしたら、子供たちのアレルギーが治っちゃった!
その経験で「玄米は伝統食・・・ってアヤシくない?」と感じ、調べてみよう!と思い立ったのであった。
Kちゃん
2人の子持ちの主婦。佐々木のママ友。
30年来のアトピーに悩んでいたが、佐々木のすすめる食事療法に取り組み、すっかりよくなった。
活字はすっごく苦手だけど、好奇心旺盛でまっすぐな性格。そのために、ついつい佐々木の企画に巻き込まれてしまったのであった・・・。
<今までのお話>
『玄米、いいのか、悪いのか。』を最初から読む
当サイトが勧める食餌療法で、アトピーが治まったKちゃん。
しかし彼女は疑問だった・・・「伝統食がアレルギーにいいのに、どうして玄米は厳禁なの?」
そこで、そもそも「玄米=伝統食」なのか、を検証してみることにしたふたり。
まず弥生時代では、玄米食は行われていなかったことが判明。
そして、戦国時代の「加藤清正は玄米食だった」説も、検証を進めてゆくと、論拠とされる『清正記』の信憑性がすっかり揺らいでしまったのだった!
・・・どうする、Kちゃん!
●お世話になった方
友人の太田純一郎さん(大正大学大学院文学研究科修了)に、文献を探す過程で非常にお世話になりました。
大学在学中から、沈着冷静で頼り甲斐のある兄貴分だった太田さん。
当時も相当お世話をかけましたが、人の親になってまでお世話をかけてしまいました(笑)。
久しぶりにやり取りできて楽しかったです! 機会があったらまた付き合ってください!
●お世話になった施設
熊本市立熊本博物館さまに、『清正記』『続撰清正記』に関して、多くのことを教えていただきました。
私の、突然の、ぶしつけな、いくつもの! 質問に、懇切丁寧なご回答をいただきました。
おかげさまで、自分の方向性に自信をもってマンガを描くことができました。
深くお礼を申し上げます。