佐々木の頭の中の角砂糖がやっと溶けた話。(アレルギー関係なし)
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
さて、連載中のマルちゃんの記事が、諸事情でちょっと停滞しております。
近々再開予定なので、しばらくお待ちくださいませ。
私もちょっとばたばたしていて、ずいぶん久しぶりになってしまいました。
(心配してくださった方、ありがとうございます!)
さて、今日は佐々木に最近起こった不調について書きます。
思えば自分の不調について、定期的に書いてる私。
今回のことも、同年代のママさんにも起こりうることみたいなので、参考になったら幸いです。
■おかしなめまい
五月の末に、ひどいめまいを患いました。
ある日、子供たちを寝かしつけようとして体を横たえたら、世界がぐるるるると回ったんです。地球がひっくり返った? みたいな感じ。
子供たちが寝た後、慎重に身を起こしたときも、やっぱり、ぐるるる。
まっすぐな姿勢を保っていられないほど、目が回りました。
不思議なことに、日中は何も起きません。
ずっと座って、いきなり立っても、立ちくらみも起きません。
かなり運動して疲れても、世界はそのままです。
しかし、夜になって身を横たえると、また世界が回る。身を起こすと回る。
えっなんで寝たとき?
ふつう起きてる時だよね?
めまいが起きて倒れる・・・もんだよね?
めまいが起きるときすでに寝てるってなんか絵的におかしくない(笑)?
ていうのは冗談で、ほんとのところは「脳とかの病気?」とすっかり怖くなって、耳鼻咽喉科を受診しました。
そこで、攻殻機動隊のバトーみたいな眼鏡をつけられ、先生に前後左右にぐらぐらと揺らされるという不思議な診察を受けました。
これは、わざとめまいが起きる状況を作って、目の揺れを見て、めまいの種類を診断するそうです。
(こんなやつ!)
で、「良性発作性頭位めまい症」という診断を受けました。
■良性発作性頭位めまい症の治し方
なんでも、耳の中の耳石というのがはがれおちて、半器官の中で動いてしまうことで、ちょっとした頭の動きが、大きな体の動きとして脳に伝わってしまい、めまいが起こるそうです。
(いしまる耳鼻咽喉科さんのHPから転載)
めまいを訴える人の多くがこの疾患で、デスクワークをしている中高年女性に多いそうです(私とか)!
良性とついているので、ほっと安心したものの、症状としてはけっこうつよかったので、
「先生、治りますか?」
「はい、個人差はありますが、一週間から一か月でよくなりますよ。
では、自分の頭をコーヒーカップだと思ってください」
「・・・はい?」
「今、コーヒーの中に、角砂糖がいくつか入ってしまった状態です。それを溶かせば治ります」
「えっ、耳石って溶けちゃうんですか」
「はい。それには、コーヒーカップを揺らすことです。怖がらず、あえてめまいを起こした方が、なおりは早いです。じっとしていると、長引きます」
ということで、わたしはそれから、暇があるとおうちでゴロゴロ。
すでに寝ているから転倒の危険はないものの、うわぁぁぁ~目が回るう~と悲鳴を上げる私を、子供たちは面白がって転がしていました。
そして、きっちり六日目の夜から、めまいが消えました。
耳石が溶けてくれたのでしょう。
それからちょっとして、ママ友さんたちと話をしていたら、その一人がやはり良性発作性頭位めまい症であったことが判明。同年代のかたでした。
いやあ、人間の身体って、いろいろ起こりますね。
そして、病気って本当にいろいろあるんだなあと改めて思いました。
健康っていうのは、身体のいろんな機能が、奇跡みたいな見事さで営まれているからこそのもの。
感謝して、大切にしなければなりませんヽ(^o^)丿
みなさんも、ご自愛くださいませ!