アトピーの原因がわかった。(重症アトピー・喘息 米っ子君 4歳 男子)
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
引き続き、重症アトピー・喘息が改善中の米っ子君(4歳)についての記事です。
1 重症アトピー・喘息の改善例
2 ステロイド後遺症への恐れと向き合う。
3 アトピーの原因がわかった。
4 アトピーが改善した食事。
5 アトピーの改善は急がなくていい。(終)
■改善写真
・お尻
・膝の裏
現在は、重症から軽症程度に落ち着いた状態で、「たまに出る」症状にステロイドで対応しながら、食事や生活からの取り組みを続けていらっしゃいます。
喘息については、アトピーの症状の出方と連動している印象があるそうです。
米ママさんのインスタアカウント。
悩める方の参考になる投稿をたくさんされているので、是非ご一読ください。
↓↓↓
■米っ子くんのアトピーの原因は
米ママさんから初めてメッセージを頂いたのは、米っ子君(当時3歳)のアトピーが再発、悪化してしまった、2021年4月。
それまでの経過を、以下にまとめてみました。
↓↓↓
●2020年
6月 皮膚科を受診し、アトピーの診断を受ける。
ステロイド使用開始
7月 喘息発作で入院(喘息と診断される)。
8月 プロアクティブ療法開始
11月 症状が軽減
●2020年
1月 かかなくなり、ステロイドをやめる
4月上旬 アトピーが再発、悪化
下旬 喘息の発作
当初、米ママさんは、アトピーが出たりよくなったりする理由が分からず、それがステロイドの影響ではないかという不安のもと、ステロイド使用にもつよい拒否感や不安を持っていましたが、
「今までのアトピーの出方と、食事や生活の関係を見直してみてください」とメッセージしたところ、すぐに長いお返事を下さいました。
↓↓↓
今まで大丈夫だったのに、急に、しかもお尻を中心として症状が出てきたのは、何か原因があったのではないか、と。(中略)
以下振り返りで長くなりますが、思い当たる節がありすぎたので、報告させてください。(後略)
以下に、米ママさんのご報告を佐々木がまとめたものを、前述の表に書き加えてみます。
↓↓↓
●2020年
4月 米ママ、育児休暇が明けて仕事に復帰
→仕事が忙しい時は惣菜を買うなど、食生活の変化
米っ子君、保育園へ
→環境の変化によるストレス
→うちでは食べないようなおやつ、給食を食べるように
6月 皮膚科を受診し、アトピーの診断を受ける。
ステロイド使用開始
7月 喘息発作で入院(喘息と診断される)。
8月 プロアクティブ療法開始
11月 米ママ、三人目の妊娠が分かり、産休に入る
→家での食事が手作り中心に
症状が軽減
12月 出産のために米ママの実家に里帰り
→実家魚介が豊富な地域で、実母はほぼ毎日魚料理をだしてくれる
→テフロンのフライパンを使っていたため、油の摂取量がへる
●2020年
1月 米ママ、三人目を出産
→実母、乳腺炎予防のため脂肪分少なめの食事を作ってくれる
かかなくなり、ステロイドをやめる
3月 里帰り終了、うちにもどる
→頂き物の加工品などをとる機会が増える
→鉄のフライパン使用に戻ったため、油の使用量が増える
4月 米っ子君、幼稚園に入園
→環境の大きな変化によるストレス
上旬 アトピーが再発、悪化
下旬 喘息の発作
いかがでしょう、
このように書きこんでみると、気づくことがありますね。
米っ子君のアトピーと喘息は、米ママさんの三人目のご出産にまつわる、食を含めた生活全般のいろんな変化を原因として、出たりよくなったりしていたのです。
冷静に見てみると、とてもわかりやすいのですが、
「かつて使っていたステロイドが、あとあと悪さをする」という先入観をもっているときには、そこに気づくことが難しいのです。
このようなケースは、実は多いです。
そして、そのような先入観に支配されてしまい、恐怖で引きこもってしまったりしては、メンタル状態の悪化や、運動不足なども加わり、それこそ、恐れていたようなさらなる悪化を引き起こしかねません。
アトピーの症状を左右するのは、食べ物と生活のありようです。
ここを出発点して改善を目指すとき、ステロイドは敵ではなく、もっとも頼もしい味方となってくれるのです。
■米ママさんの心境の変化
このような気付きを経て、米ママさんのステロイドに対する姿勢は変わりました。
夜、途中で息子は起きたけど、痛いと言ってかくことはなく、また寝ました。
その時少しかいていたのは、塗らなかった肘だけ。ほっとしました。
今日はまたかいて血が出たところが痛い痛いと言っており、今の弱いステロイドでは効かないと思い、病院に行きました。
保湿と、かゆみ止めの内服も一緒に。
今は罪悪感なく塗ることができること、それがなんと言っても一番です。
原因はわかったから、「大丈夫、絶対治るから!」そう息子に言うことができるのがとても嬉しいです。
このメッセージを読んで、私もほっとしました。
とはいえ、米ママさんのステロイドに対する恐怖や不安は、このときゼロになったわけではありません。
ステロイドのみでの改善がうまくいかず、「ステロイド=悪」と強く思った経験がある方の、ステロイドに対する恐怖や不安は、とても、とても根深いものだからです。
揺れることもあります。
親御さんによっては、また脱ステに一時的に戻ってしまうことも、あります。
しかし、食事療法とステロイドの併用をしていくうちに、だんだん、体感としてわかってきます、アトピーの症状を左右しているのは、どうやら本当に食事と生活態度だということが。
その恐怖や不安はおそらく、米ママさんが「米っ子の改善していく感じ」として描いてくださった、この曲線と同じように、薄れていくでしょう。
ゆっくりで大丈夫です。
私も脱ステ経験者ですから、わかります。
我が子を大切に思うがゆえに、苦しみを最小限にしてやりたいがために、親御さんは迷うのですから。
●次回は、米っ子くんのアトピーを改善させた、おばあちゃんの食卓にスポットを当ててみます!→「アトピーが改善した食事」
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