佐々木はまだ閉経しないらしい話(アレルギー関係あり)
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
さて、前回「子宮頸がんと子宮体がんの検査を佐々木が受けた話(異常なし)」の続き。
前回、不正出血で馴染みの婦人科を受診したわけだけど、
子宮頸癌、子宮体がん、子宮内膜症などの異常がないことが検査でわかった。
じゃあやはり更年期の生理不順? ということで、今度は、血液検査をし、一週間後、結果を聞きに行った。
先生は、結果の書いてある用紙を手におっしゃった、
「あれっ、閉経はまだしないみたいだね。
ほら、〇〇が〇〇もある。排卵もしてる。機能低下してる数値じゃないね」
(何かの数値についてあれこれおっしゃっていたが、忘れてしまった(^_^;))
「えっ、そうなんですか」
「じゃあ、全部異常なし。よかったね。
もしまた生理が乱れて、貧血がきつかったら来てね」
「はい、わかりました。
・・・でも、それならなぜ月に二回も生理が来たんでしょうか」
「うーん、それはわからないけど、異常はないから大丈夫」
「・・・」
先生は明らかに忙しそうだったので、私はそれで退席した。
近くの公園で、子供たちを遊ばせながら考えた、
・・・そうだよな、お医者さんってそういうものだ。
「医者なんて」とか思っていたわけではない。そういう他意は全然ない。
ただ、お医者さんは「異常を発見して治療する」のがお仕事なんだなあ、と再認識したのだった。
きっと、婦人科のガイドラインにはこうあるのだろう、
40代で不正出血があったら、以下のことをやるべし。
①子宮頸がん、子宮体がんの検査
②子宮内膜などのエコー検査
③血液検査(ホルモンの値を見て、更年期が関係しているか調べる)
先生はてきぱきとそれらをやってくれたし、すべて異常が出なかったので、私に言ったのだ、
「異常はないよ」って。
わたしはふと、最近読者さんに聞いた話を思い出していた。
患者さんは三歳の男の子。
お母さん(ちょっとだけマッチョさん)は、以前、息子さんの肘とひざの裏に左右対称に出た皮膚のざらつきを、アトピーの前兆ではないかと疑って、皮膚科にかかったという。
以下、ちょっとだけマッチョさんの許可を得て転載。↓↓↓
えっ? と思って、こっちはアトピーにしたくないからいま来てるんですって大きな声で言ったら、ぽかんとされてしまって。
でもこれではアトピーと言えないからステロイドは出せない、と困った顔で言われました。
それから息子さんは、お母さんの心配した通り、アトピーを発症し、晴れて(?)ステロイドの処方を受けた。
しかし、それから一年、アトピーは出たり引っ込んだりを繰り返し、ステロイドはランクアップしてしまう。
そしてある日、お母さんは私の本を見つけ、実践することで、息子さんは現在はステロイドを使わない日々を送っている。
その皮膚科の先生は、アトピーを予防することはできなかったわけだけど、
それはやっぱり致し方ないことだったろうと、私は思う。
だって、皮膚科の先生の仕事は、「皮膚疾患を診断し治療する」であるからだ。
私の家にもある「アトピーガイドライン」には、アトピーの定義について詳しく書かれていて、先生の仕事は、その定義に当てはまるものをアトピーと診断して治療すること、なのだ。
わたしが受診した婦人科の先生が、「40代で不正出血があった場合」のガイドラインに沿って、あれこれ調べてくれたように。
つまり、だ、
お医者さんとは、異常に目を光らせ、疾患の領域には対応してくれるけれど、
いわゆる「未病」とよばれる中途半端な状態については、手出しするすべを持たない、っていうことなのだ。
私はあのとき、この「未病」状態である自分の生理不順について、先生と話したかったのだけど、先生はその必要を全く感じていなかった、ことに対してびっくりしたのだと思う。
わたしたち患者は、病院にかかるとき、このことをもっと、肝に銘じなければならない。
お医者さんが「異常ないですよ」というとき、それは、「健康ですよ」ではない、
「病気の域ではないですよ」という意味にすぎないのだと。
医師は健康のスペシャリストなのではなく、不健康に対応するスペシャリストなのだと。
病院では未病は見逃され、予防はとくにされない。
だから、私たちは自衛しなくちゃいけない。
お医者さんにゴール地点を任せないで、自分の足で、より健康な方向へ歩いて行かないといけないのだ。
そのためには、食事、運動、睡眠、メンタル状態を律して整えることだ。
こう書くと、ものすごく当然なことなんだけど・・・。
そのうち、食事について、具体的に知りたい場合は、こちらの本を読んでくださいね。
あれっ、結局宣伝に落ち着いてしまった!(笑)
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さて私は、
なぜ生理が月に二度も来たのか、
先月、何か特別なことはなかったか、振り返って考えてみようかな。