子どものほめ方は気をつけなきゃと思った話。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
先日、長女Cが幼稚園を卒園しました。
(大好きな先生と)
来月は小学校入学ですが、
小学校入学というと、繊細な長男(もうすぐ4年生)入学のときは大変だったことを思い出します、
彼はとにかく初めてのことはなんでも怖くて、おののいて、メンタルが不安定になったから。
けれど、妹のCは、
本当にそんな兄の妹かと思うほど、物おじせず、
元気で、勢いがあって、楽しいことを見つけては、周りを巻き込んで実行していくタイプ。
リーダーシップも強いです。
だから、小学校入学についても、とくに心配してはいませんでした。
しかーし!
Cは、数か月前、幼稚園が「卒園」に向けてうごきだし、小学校入学を意識せざるを得なくなってから、夜泣きをするようになったんです。
眠った1時間後ぐらいに起きだして、
大声で泣きながら部屋を歩き回り、私を探し、「怖い」「怖い」と泣きついて離れない。
何をそんなに泣いているのか、
なだめすかして聞きだしてみると、
「ランドセルをどこに置いたらいいのかわからない」
「お勉強している時はトイレを我慢するんでしょ? できるかわからない」
「体育のとき、転んだら怒られる?」
そんな、(大人から見れば)些細なことで悩んでいたのでした。
しかし、意外かと言えばそうでもなくて、
というのは、幼稚園生活を見守る中で、「この子は実はけっこう緊張屋だ」とわかってはいたから。
長男は、他人の評価どこ吹く風なんですが(笑)、
長女は、周りの目を意識するし、「こう思われたい」みたいな気持ちが比較的強いタイプ。
だから、人目が多いと妙に固まってしまったりするんです。
だから、そんな彼女なりの不安もあるだろうと思って、
そうかそうか、と聞いて、ひとつひとつ受け止めて聞いていたら、ふと長女が、
「ママ、私が小学校が怖いっていうと、いや?
Cなら大丈夫って思っていたんでしょ? そう言ってたよね?
怖いって言っても、私のこと好き?」
それを聞いて、
ああそうか、
この子にとっては、「いつでも元気で物おじしないCちゃん」はちょっと負担だったんだな、
と気づくとともに、
思い出しました、
自分も学生時代に、いろんなレッテルを貼られて、
その期待に応えたくて、実現しようと頑張って、現実の自分とのギャップに苦しんだ時期があったこと。
若い時って、揺れ動く自分を確定したくて断定的な言動をしてしまいがちだけど、
実は本人も「こっ、これでいいのかな・・・」ってびくびくしていたりするんですよね。
だから私は、褒められることが今でもちょっと苦手だし、
人をほめるときも、
「あなたはこういう人だよね、すごい」ってレッテルを貼らないで、
「あなたがこの前こうしてくれたのが、私はとてもうれしかった」って、自分のこととして話すように心がけていたりします。
だけど娘には、ついつい、レッテルを貼ってしまっていたのかもしれません。
どうしても、兄はこういうタイプ、Cはこういうタイプ、という決めつけた物言いが多かったかも。
反省。
「コワイって言ってもいいよ、
Cにはそんなところもあったんだね、
人にはいろんな面があるからいいんだよ。
またいつでも不安なことを話してね、
Cが安心できるようにお話しするからね」
そんなことも、毎日のように言うようにして、
不安が出るたびにじっくり話して、心配ないことを説明して・・・、
夜泣きは、順調に減っていきました。
今は、起きても、泣かずに部屋をぐるぐる回ってから、再び自分の布団に入っていきます(笑)
印象としては、「ママに怖いって言えないよー」がなくなって、「入学が怖いよー」に集中できてる感じです(笑)
がんばれCちゃん!
ママはどんなCでも大好きだし、応援しているからね!