アトピーに乳酸菌は効くか。

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2019年10月26日 土曜日

アトピーに乳酸菌は効くか。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
最近、立て続けに、こんなご質問を受けました。
 
「乳酸菌ってアトピーに効きますか?
気になる商品があるんですが・・・」

 
そういえば、もと重症アトピーだったYさんも、「アトピーを改善しようといろいろ試したもの」の中に、乳酸菌の商品がありましたね。
確かに、アトピーに乳酸菌関連がよいという情報は、検索すると沢山出てきます。
 
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が、質問にお答えするとすれば、
 
「いいんじゃないでしょうか。
ただ、その前にやるべきことがあると思います(^^)」

 
それについて、詳しい解説を書こうとしたら、
 
以前花粉症について書いた記事が、同じようなことを書いているので、
アトピーの方のために加筆修正して再揚させていただくことにしましたヽ(^o^)丿
 
 
■そもそもの問題
さて、乳酸菌と言えば、腸内環境を整えてくれる善玉菌です。
そしてアトピーは、大きな要因として腸内環境の悪さがよく挙げられていますね。
 
ということで、アトピー患者が乳酸菌をとった場合、
 

乳酸菌が腸で増える → → → 腸内環境が改善
腸内環境が改善 → → → 免疫機能も改善
免疫機能も改善 → → → アトピーも改善

 

だから、乳酸菌をとるべし!
 

・・・ということなわけですが、
 

この話では、もっと大切な問題である、
 

そもそも、なんでアトピー患者の腸内環境はそんなに荒れてるの?
 

が、スルーされちゃっています。
 
 
■なんで腸内環境が荒れてるの?
簡単に言うと、腸内環境の荒れの原因は、
植物油、ちくさん物(肉、卵、乳製品)、砂糖の摂りすぎであることが多いです。
 
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植物油は、腸粘膜をかたくし、腸の働きを低下させ、
畜産物は消化機能を疲れさせ、未消化のまま腸内で腐敗していき、有害ガスを発生させ、
砂糖は悪玉菌のかっこうのえさとなってはびこり、腸内はまるでスラム街のようになってしまいます。
 
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そんなところに乳酸菌を送り込んだとしても、どうでしょう。
とても繁栄していけません。
すぐに死滅してしまうのが落ちでしょう。
 

ですから、腸内環境を整えるには、
まず何よりも、代謝が追い付かないまま腸内のスラムを作り上げている、
植物油、ちくさん物(肉、卵、乳製品)、砂糖を控えることなのです。
 
 
■腸内環境を整える食事とは
スラム街がなくなったら、代わりに小奇麗な集合住宅を作りましょう。
そうすれば、乳酸菌がやってきても、安心して住みつくことができます。
 
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その小奇麗な集合住宅となってくれるものは、繊維質です。
 
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野菜、果物、海藻などですね。
 
つまり、腸内環境を改善させるには、油や畜産物が少なく、繊維質が多い食事をすればいいわけですが、それはどんな食事でしょう。
 

そう、和食です。
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腸内環境を整えたかったら、まずは和食に切り替えること。
そして、甘いものを控え、おやつはおにぎりや果物にすること。
それが一番の近道です。
 
 
■和食には植物性乳酸菌が豊富
さらに、和食にはもう一つメリットがあります。
植物性の乳酸菌が豊富にとれることです。
 
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ご覧のように、植物性乳酸菌はハードな環境に強いです。
胃酸にも負けず、しっかり腸まで届いて生き残ります。
 
しかも、植物性乳酸菌は種類が豊富。
様々な環境でタッグを組んで生き残り、たくましく繁栄していきます。
 
ちなみにこんな食べ物に入ってます。
↓ ↓ ↓ ↓
 
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私たち日本人におなじみの、身近で、安くて、無理なく毎日食べられる食品ばかり。
日本人の食文化は、そもそも、乳酸菌とともにあったわけですね。
 
だから、アトピーを改善したい場合は、まず、リノール酸を控えること。
そして、食事を和食に改め、腸内環境を改善させることです。
よく運動し、消化活動を促すことも大切。
その上で、乳酸菌のサプリをとるのであれば、きっとうまく働いてくれるでしょう。
 
 
当サイトが勧める食事療法によって、アトピーがよくなった方は、よく「生活すべてが変わった」とおっしゃいます。
それは、多くの場合、アトピーの原因が生活習慣、食習慣そのものだからです。
 
「これさえ摂れば!」・・・は、アトピー患者の夢ですが、
やはり、はかない夢でしょう(^_^;)




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