出産でアレルギーが改善! ってほんと?

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2019年7月13日 土曜日

出産でアレルギーが改善! ってほんと?

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
「妊娠や出産で、アレルギーが改善した!」
そんな話、よく聞きますよね。
 
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これについて、一般的には、
「妊娠や出産で一時的に体質が変わることがあるから」
と説明されがちです。
 

その説明の通り、出産してしばらくたつと、アレルギー体質が元に戻ってしまう。
・・・そうよね、だって、一時的に体質が変わっただけだし・・・。
 

そんな風に漠然とあきらめてしまう方が多い、この現象。
 

しかし実は、その多くのケースにおいて、理論的に説明がつくんです。
 

アレルギーが改善するのは、妊娠や出産時期に、食事が大きく変化するから・・・
かもしれないんです。
 
 

■妊婦にいい食事、母乳にいい食事
妊婦さん、そして新米ママさんの多くは、妊娠、出産によって、食事を大きく改めます。
 
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それまでの、自分やだんなさんの食べたいものを食べていた食生活から、
赤ちゃんの健全な発育のためには何を食べたらよいか、情報収集し、取り組み始めます。 
 

そのとき、多くの方が参考にするのが、
助産師さんたちが発信する「妊婦さん・母乳に良い食事」です。
 
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こんな感じのごはん。
そう、魚中心の、あっさりした和食。

 

これは、栄養学というよりも、昔の和食を参考に構成されています。
(一方、栄養士さんが発信する、栄養学的な基準に沿うと、もう少し脂質が多くなり、油ものも入ってきます。
それでも、現代人のふつうの食生活に比べると、かたよりは少なくなりますが)
 

助産師さんたちの本を読むと、それは、
「かつて、日本の母親には母乳トラブルがなかったから」とされています。
 

じつはこれ、もうひとつ付け加えたいことがあって、
かつて、日本にはアレルギーもほとんどなかったんです。
 
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↑ ↑ ↑ 
60年代前半までは、日本にアレルギー患者はほぼいなかったと言っていい!
ちなみに、最初の花粉症患者が表れた(診断された)とされるのは、1963年!
 
当サイトがすすめる、アレルギーのための食事療法の献立は、これをちょっとさかのぼる、昭和30年代の食事を参考にしています。
助産師さんたちも、経験から、ほぼ同じことを言っています。
 

つまり、助産師さんたちが勧める、妊婦さんや母乳のための食事は、
同時に、アレルギーが改善する食事である、と言える
わけです。
 

当サイトの読者で、もと接触性皮膚炎だったレモネードさんは、
魚中心の和食を食べていた出産前後だけ、接触性皮膚炎の症状が出なかった、ということを記憶していました。
そのため、のちに接触性皮膚炎を治すために、私の本を読んだとき、納得した、とのこと。
(レモネードさんの接触性皮膚炎改善記事はこちら)
 
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じつは、こういうママさんはけっこう多く、
先日も、息子さんのアレルギー性鼻炎のために、私の本を読んでくれたママ友が言いました、
 

「実は、私、喘息もちなの。いまも症状があるの。

 

だけど、そういえば、
息子を出産して、母乳のために食事に気を付けていた時は、喘息が出なかったんだよ。

 

だから、愛ちゃんの本を読んで納得したよ」

 

つまり、妊娠、出産が体質を変えた、というよりも、
妊娠、出産が食生活を変え、それが体質改善に結びついた、というべきケースが、おそらくかなりあるのです。
(もちろん、全てとは言えませんが。)
 

それを、ほとんどの人が、一時的な現象としてスルーしてしまっている!
ああ、もったいない!
 

もし、お心当たりがある方は、
アレルギー症状が治まっていた時の食事を、日々の食事に再現してみてください。
産院系の食事のススメをググりなおしてみてください。
 

手っ取り早く知りたい方はこちらヽ(^o^)丿!
↓ ↓ ↓

(2016年1月31日発行)
 

 

アレルギーは、妊娠、出産しない期間でも、改善させることができるのです。
 
 

■出産でアレルギーが悪化した! の真相
ちなみに、同じぐらい聞くのが「妊娠、出産でアレルギーが悪化した」という話。
 

これも、すべてのケースとは言えませんが、
妊娠、出産によって食生活が偏ってしまった場合ではないかと思います。
 

妊娠、出産の期間は、ママとしては食事をちゃんとしたいと思うのだけど、それがもっとも難しいのも、この時期。
 

つわりでは、まず魚が食べられなくなり、ポテトフライがほしくなっちゃうし。
体調不良によって料理ができないとか、不安やストレスが溜まってやけ食いとか、
妊娠、出産にまつわる、いろんな「人生で初めてのこと」が、ママの余裕をなくしていきます。
 
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その上、アレルギー症状に見舞われたり、悪化してしまったら、ママさんはもう大変な状態になるでしょう。
 

ただ、その原因を知っていれば、
偏った食生活とアレルギー症状を関連付けてとらえることができれば、

多少は、パニック状態になるのを防げるのではないかと思うのです。
 

そういうことが、育児書などに書かれるようになればなあ、と思うばかりです。




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