まぐろの中落ちに植物油?
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
さて、先日、「お刺身に油が塗られてる・・・ですって?!」で、
刺身の盛り合わせは、
法律上、
×生鮮食品 〇加工食品 となってしまい、
「加工食品」は、調味料などを加えていいとなっているため、
・保存がきくようになり、
・味がよくなり、
・見た目がつやつやになる、
油!! が、塗られてしまうことがあるらしい!
だから、油を避けたかったら、一点盛のお刺身を買いましょう!
・・・ということを解説したわけですが、
それを読んだ友人から、こんなラインが来ました、
「一点盛でも、油が入ってるやつがあったよ!
まぐろの中落ちってやつ!」
■まぐろのお刺身に、油?
問題の商品はこちら。
よくある、まぐろの中落ち、ですね。
裏を見ると・・・
確かに、植物油脂って書いてある。
えっ、それは反則じゃないの?
一点盛は生鮮食品だから、調味料を入れちゃいけないんでしょう?
と、思いますよね?
だけど、裏をもう一度、よく見てください。
ここ~
ほら! 加工品って書いてある!
そう! これはお刺身(生鮮食品)じゃないんです、
調味などがされた加工品なんです。
だから、油が入ってても別に問題はないんですよ!
ちなみに、こちらにも注意が必要。
まぐろのたたき。
ご飯に乗っけて、ネギと海苔をかけて、お醤油・・・。おいしそう!
これも加工品で、油が混ぜ込まれています。
つまり、なまの魚については、
それが生鮮食品かどうかは、裏を見なければわからない・・・と思った方がよさそうですね。
■私たちは騙されてる?
さて、こういう話って、
どうも「善良な消費者よ、悪徳業者に騙されるな!」みたいな視点で語られがちなんですけど、
実は私はあんまりそう思ってなかったりします。
だって、私たちは騙されているわけじゃない。
ちゃんと書いてあるもの。
裏を見ればわかる。
それに、こういう加工って、
そもそもは、ちょっと等級の劣る部位とかを美味しく食べられないかという工夫なわけで、
エコ的観点からはグッジョブな部分もあると思うんです。
出来るだけ安いものを、そしておいしいものを!
これらは、消費者のそういう都合のいいニーズにこたえようとした業者の、努力の結晶的商品とも言えるでしょう。
だから私は、こういう加工品を発見すると、なんというか、
「がんばってますね」みたいな気持ちが湧きこそすれ、怒りは沸いてこないのです。
「油くん、発見!
目立たないとこで頑張ってますね! お疲れ様!
・・・って、買わなくてごめんね(^^)/!」
ぐらいのスタンスが、メンタルヘルス的にもいいかと思います(笑)