子供のアトピーにはお菓子が大きくかかわっている。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
何度も書いているように、
「食事でアレルギーが治った子供」とは、長男と長女。
(最近末娘もアトピー体質であることが判明しましたが)
長男Pは喘息、長女Cはアトピーでした。
食事を変えて以来、2人は完治状態を維持していますが、食事が乱れると、症状が顔を出すことがあります。
今朝も、起きてきた主人(上二人と一緒に寝ている)が言いました、
「おはよう、
ママ、昨日の夜中、C(長女、年中)が背中とかをずいぶんぼりぼり掻いてたよ~」
ほどなくして、長女が起きてきて、ぶーっと鼻をかみ、ティッシュをポイと捨てました。
「おや?」と思い、それを拾い上げると、
「ねえCちゃん、鼻血出てるよ」
「あっ、ほんとだ。気づかなかった。ほじっちゃったの」
そう答える間も、腰のあたりを掻いている長女。
「そこもかゆいんでしょ? なんでかわかる?」
「うん、分かってるよ! アイス(^^)!」
■「ソフトクリーム」って・・・
昨日のこと、
休みの主人に、末娘と長男を任せ、
私は長女Cを幼稚園に迎えに行き、その足で、上野に行く用事がありました。
が、Cがクラスメイトと公園で遊びたがるので、
しかたなく四時まで遊ばせ、それから一緒に上野に向かいました。
しかし、始めていく場所なので、道に迷い・・・、
30分ぐらいは歩いていたと思います。
Cはもうクタクタでしたが、けなげに付いて来てくれました。
「Cえらい?」
「すごくえらい。遊んで疲れてるのにたくさん歩かせてごめんね」
「じゃあたまにはソフトクリーム食べてもいいんじゃない?」
「うーん、そうだね、いっぱい運動したもんね」
「やった、じゃあ一個全部食べていい?」
「うーん、まあ、今日はいいか!」
「やったあ!」
ここで私が想定していたのは、上野駅構内で買える、ミルクたっぷりのちょっと高めのソフトクリーム。
しかし、無事用事を済ませた後、お金をおろしに入ったコンビニで、Cがうきうきと持ってきたんです、
これを。
えっ!
これは・・・やはり「アイスミルク(乳由来成分が少ない)」!
そして・・・でかい! どれだけ砂糖を取ることになるんだ! すきっ腹なのに!
今までそんなことしたことないのに!
「し、Cちゃん、これはちょっと・・・」
「ええっ、ママのうそつき!
約束したのに! Cがんばったのに!」
ここで私は、けなげに歩きとおしたCの気持ちを考えると強く出れず、
また、まあこれも経験、と思い、
それを買ってやって、イートインスペースで食べさせた、
・・・・という前日譚があったのでした。
■これも勉強。
アトピーの原因となる食品は多くありますが、
子供のアトピーの場合、お菓子が大きな原因になっているケースが多いです。
市販のお菓子には、植物油と砂糖がたっぷり。
植物油と砂糖は、それぞれ別の理由で、アトピーの原因となります。
私のまわりにも、食べた後にかゆみが出る、というお子さんは多いです。
(食事療法で症状が治まってからだと、出たときの原因特定がしやすくなります)
「なら、そこは強く出て、取り上げるべきだったんじゃない?」
「ジャンクなお菓子は避けましょうよ」という方もいるかもしれません。
しかし、私は経験から、
ジャンクなお菓子を完全に取り上げると、お菓子に対するあこがれだけが募り、
いつか、親の手を離れ、お金を手にしたときに、反動が来るのではないかと思っています。
一生にわたって、我が子の食事を管理し続けるのは無理です。
人を成長させるのは、葛藤です、
あちらを立てればこちらが立たず、どーすりゃいいの?っていう状況。
そこになんとか妥協点を見つけ、前に進んでゆく訓練が必要だと、私は思うのです。
娘は背中をぼりぼり、立ち上がって脇やお尻をバリバリ掻きながら言いました、
「ああ、かゆい!
もー、半分にしとけばよかったー!」
それを聞いて、顔を見合わせ、しめしめとほほ笑む私と主人なのでした。
ちなみに、上野の用事とは、
『アトピーが消えちゃった! マンガでわかる体質改善』の紙の本(試作版)ができたので、受け取りに行ったのです。
見慣れた本ながら、実際に手にする自分の本は、なかなか感動ものでした。
そちらについてはまた改めてリポートいたします!