花粉症にヨーグルトが必要ない理由 その1
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
花粉症の本がけっこう出ています!
今年は去年の酷暑の影響で、花粉の飛散が大量だとか。
けれど、問題は花粉の量の多い、少ないではありません。
あなたの体内の炎症物質の多い、少ないのほうなのです。
それは食事でコントロールできます。
詳しくは過去記事アレルギーの原因をお読みいただくか、
サクサク読みたい方はこちらのマンガをどうぞ。
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■やっぱりヨーグルト?
さて、先日、読者の方からご質問を受けました、
「花粉症なんですが、やっぱりヨーグルト食べたほうがいいですか?」
ヨーグルトが花粉症に効くという情報、よくあるみたいです。
効果を得るには、症状が出ないうちから毎日の習慣にしておく必要があるとか。
しかし、当サイトとしてはこうお答えします、
「必要ないと思います。
私のまわりではヨーグルトなしで花粉症が改善してます、
むしろ、ヨーグルトをやめた方が多いです」
■そもそもの問題
さて、ヨーグルトと言えば、乳酸菌ですね。
乳酸菌と言えば、腸内環境を整えてくれる善玉菌です。
乳酸菌が腸で増える → → → 腸内環境が改善
腸内環境が改善 → → → 免疫機能も改善
免疫機能も改善 → → → 花粉症も改善
だから、乳酸菌たっぷりのヨーグルトを食べるべし!
・・・ということなわけですが、
この話では、もっと大切な問題である、
そもそもなんでそんなに腸内環境が荒れてるの?
が、スルーされちゃっています。
■なんで腸内環境が荒れてるの?
簡単に言うと、腸内環境の荒れの原因は、
植物油、ちくさん物(肉、卵、乳製品)、砂糖の摂りすぎであることが多いです。
植物油は、腸粘膜をかたくし、腸の働きを低下させ、
畜産物は消化機能を疲れさせ、未消化のまま腸内で腐敗していき、有害ガスを発生させ、
砂糖は悪玉菌のかっこうのえさとなってはびこり、腸内はまるでスラム街のようになってしまいます。
そんなところに善玉菌を送り込んだとしても、どうでしょう。
とても繁栄していけません。
すぐに死滅してしまうのが落ちでしょう。
ですから、腸内環境を整えるには、
まず何よりも、代謝が追い付かないまま腸内のスラムを作り上げている、
植物油、ちくさん物(肉、卵、乳製品)、砂糖を控えることなのです。
■腸内環境を整える食事とは
スラム街がなくなったら、代わりに小奇麗な集合住宅を作りましょう。
そうすれば、善玉菌がやってきても、安心して住みつくことができます。
その小奇麗な集合住宅となってくれるものは、繊維質です。
野菜、果物、海藻などですね。
つまり、腸内環境を改善させるには、油や畜産物が少なく、繊維質が多い食事をすればいいわけですが、それはどんな食事でしょう。
そう、和食です。
腸内環境を整えたかったら、まずは和食に切り替えること。
そして、甘いものを控え、おやつはおにぎりや果物にすること。
それが一番の近道です。
●次回「花粉症にヨーグルトが必要ない理由 その2」に続く