末娘のアトピーが治るまで。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
↑冒頭の文章の「アレルギーが食事で治った」子供たちというのは、上二人。
長男P(中央)はもと喘息、長女C(左)はもとアトピーでした。現在は二人とも完治状態を維持しています。
その下の次女↑↑↑は、最近までアレルギー症状はなかった・・・のですが、
二歳半になろうとしていたこの冬、なんとアトピーを発症!
原因として思い当たるのは、食生活が乱れたこと。
がっつり目のイヤイヤ期に手を焼いて、さらに抱っこで私が腰を痛めたせいで思うように相手ができなくなり、
「食べ物で釣って」動かすようになり、
「絶対食べてくれるもの(肉とチーズ)」ばかり出すようになり、
「食べてくれるご機嫌の時」にだらだらとあげるようになり・・・。
そんな状態が二週間ほど続いて・・・の発症でした。
ってことで、これらを絶ち、食のリズムを元に戻してみました!
これで症状が消えれば、原因は食生活の乱れです!
■症状が出ていたころの食事。
さて、その前に、「アトピーが出たころの食生活」を振り返っておきましょう。
よく与えがちだった食べ物を書いてみます。
言い訳ですが、
これは「和食を出したけど拒否されて」仕方なく、食べるものを出して食べさせてる、か、
どうにかバギーに乗ってもらうために、出したりしてました・・・。
●朝ごはん
バナナ
スライスチーズを挟んだ食パン
とにかくチーズを愛する娘。チーズを挟んだパンは奪い取るようにして食べます。
●おやつ
フルーツ、
裂けるチーズ
避けるチーズは娘の大好物!
「チー、買いにいこ!」というとかなり歩いてくれるので、頻繁に利用してしまってました。
●昼ごはん
鶏そぼろごはん
味噌汁
鶏や豚肉のそぼろごはんも、絶対食べてくれるからとよく出していました。
味付けは、甘辛だったり、中華スープだったり。
●おやつ
チーズがごろごろ入ったプチフランスパン
これも、バギーに乗ってもらう時のためによく与えていました。
●晩ごはん
焼き豚とゆで野菜をまぜたごはん
ブロッコリのスープ煮
晩ごはんをあまり食べないときは、ねだられると、そのタイミングで何かあげてしまってました。
そうしないと、深夜に起きて空腹で泣いたりするので・・・。
私が、夜はゆっくり眠りたいのもあって、とにかく何か食べてから寝てもらうようにしてしまってました。
こうして見ると、うーん、食生活、なってないですね。
とはいえ、やはり、料理に植物油は使ってません。
パンなどには入っているので、まったく摂っていないわけじゃないけど、かなり控えめ。
ご存知のように、
植物油は、アトピーをはじめとするアレルギー症状の、もっとも大きな原因である場合が多いです。
それを控えているからと、私は油断してしまっていたんです。
■実験開始!
食生活を改め、畜産物を一切抜いて、魚中心の和食に戻しました。
こんな感じです。
↓ ↓ ↓ ↓
●朝ごはん
バナナ
納豆ごはん
●昼ごはん
シラスと胡麻と海苔のおにぎり
プチトマト
絹豆腐と青菜のスープ
●おやつ
ノンオイル・ノンシュガーの干しぶどう
パスコのフォッカチオ
●晩御飯
丸干しイワシと胡麻と醤油の混ぜご飯
具だくさんの味噌汁
ガラッと食生活が変わった日は、出されたものを食べようとせず、「チー!」と言ってました。
しかし、チーズと肉は一切与えず、出したものを食べない場合はご飯を抜きました。
そうすると、空腹が最大の調味料となったのでしょう、次のごはんは和食でも食べるようになりました。
バギーは、どうせ座ってくれないので、ウチにおいていき、一日中だっこみたいな日もありましたが、なんとか頑張りました。
このような食事に戻してからの患部の変化です。↓↓↓
一日目。この状態からスタート。
炎症が起こってるのがわかります。
2日目夜
いきなり炎症が治まった感じ。
3日目夜
表面が治り始めています。
翌朝から、まったく掻かなくなったので、ステロイドをやめて様子見。
(結局これ以降塗ることはありませんでした)
4日目夜
5日目夜
6日目夜
ここで実験終了。
ということで、娘のアトピー症状は、畜産物の除去で、あっさり治まりました。
■植物油に気を付けていても、アトピーの症状が出ることがある
今回の娘のアトピー発症の原因は、畜産物(特にチーズ)の摂り過ぎとみて間違いないと思います。
植物油を控えていても、あるタンパク質を摂りすぎると、未消化な状態で体を巡り、アトピーの原因になる場合がある、と考えていいと思います。
ただ、これは娘の場合であって、
同じ年齢のお子さんが娘と同じような食生活をしたからと言って、同じような症状が出るとは限りません。
アトピーの原因となる食品は、人によってずいぶん違います。
読者さんでも、同じような、「植物油を絶っても一定以上はよくならず、ある食品を断ったらよくなった」というケースはいくつかありました。
その食品は、キュウリだったり、お芋だったり、お米だったり、さまざまです。
ただ、「症状が出ていた期間、つねに口にしていたものを疑うべし」という観点は、同じように大切です。
それを踏まえて、それぞれが、観察して、考えて、実験して行くしかないんですよね。
ちなみに娘は、治った後もチーズを食べています。
一日に一回、適量を守っていれば、症状は出ないみたいです。
症状が出ないということは、しっかり消化されていると考えられます。
問題があるのはチーズや畜産物そのものではなく、与え方と量だと、当サイトは考えています(^^)/
今回は、ほっとひといき。今後も油断せず、気を付けていきます。
とはいえ、受け付ける量も、子供は日ごとに変わっていきますから、目安量もアップデートが必要ですね。
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