お菓子じゃない、おやつの新習慣! ~市販の食べ物編~
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
読者さんからの、
「子供のお菓子を制限したほうがいいのはわかるけど、なかなかうまくいきません。
取り上げたこともあるけれど、子供たちは『いつものお菓子』がないと泣き喚きます。
どうしたら、お菓子を制限できますか?」
というご相談にお答えし、子供のお菓子を制限する方法を提案してみようと思います。
↓↓↓こんな感じで連載しております。
1 子供にお菓子、やめさせたいけど。
2 子どもがお菓子をやめられないワケ。
●「子どもの意識」を変える
3 子供に伝わる言葉を知ろう。
4 子どもが納得するルール作りを。
●「子どもの環境」を変える
5 子どものお菓子食べすぎを解消! ママがやめるべきこと。
6 お菓子じゃない、おやつの新習慣! ~手作り編~
7 お菓子じゃない、おやつの新習慣! ~市販の食べ物編~
8 子どもと守ろう、お菓子のルール。
子どもにお菓子の食べすぎをやめてもらう環境づくり、
前回はずぼらな手作りおやつを紹介しましたが、
今回は、おやつによい市販の食品を紹介します!
すべて、もよりのスーパーやお店で買えるものです。
おやつは、お菓子である必要がないし、そもそも甘いものである必要はない!
っていう視点で見直すと、スーパーのいろんなところに、おやつになりそうなものが見つかりますよ。
では、行ってみましょう!
■お菓子系
●ちょっとヘルシーなお菓子
いつもお子さんに買っているお菓子のコーナーにも、比較的、安心な商品はあります。
・ポン菓子
そんなにあまくないし、ノンオイル。
食べるのにちょっと時間がかかるのもいい(笑)
・ノンオイル系お菓子
・マクロビや糖質制限系のお菓子
甘さ控えめのものが多いです。
ただし、植物油はとくに控えられていないので注意。
こういう系統のお菓子はナチュラルローソンに充実しているので、近くにある方は是非。
・赤ちゃん用のお菓子
甘さ、油分控えめだし、添加物も少ないです。
けっこうおいしいですよ。
●和菓子系
和菓子は、基本的に、洋菓子に比べて油分が少ないか、ノンオイルのものが多いです。
ただし、おまんじゅうなどはがっつり甘いので注意。
また、原料のもち米が、アトピー症状に関与しているケースがあるので、アトピーさんには要注意です。
おすすめは、蜜などを自分でかけられ、甘さが調節できるもの。
・あんみつ
・くずもち
・くずきりなど。
ちなみに、私は、市販のお菓子のあまさの6-7割ぐらいがちょうどいいと感じます。
ですから、和菓子のみつも、そのぐらいしか使いません。
わが子たちにも、たとえばくずもちなど、そのぐらいの量のみつをかけて出しますが、「甘くておいしい」と食べています。
・ところてん
おススメですが、子どもは好きじゃないんですよね・・・。
よかったらこっちの、食べやすいはちみつレモンところてんのレシピもどうぞ。
●お茶受け系
子供用のお菓子売り場の隣か、裏辺りには、
ちょっと年配の方用のお茶請け売り場がありますよね。
ここ、お勧めです。
アレルギー予防には昭和30年代の和食がいいと、当サイトでは解説していますが、
その時代を生きてきた人にとって、なじみがあるおやつは、やはり要チェックなのです。
・煎餅
シンプルなもの。
揚げたものや、ザラメ、砂糖がけなどはやめましょう。
・甘栗
・干しイモ
歯にもいいです。
・おしゃぶり昆布
・食べる小魚
カルシウムたっぷり。
↑↑↑昔はおやつに「まごわやさしい」が入ってたんだなあと思わされますよね。
■お菓子じゃないけど、おやつにどうぞ
●酒の肴系
次は、お父さんがよくいくであろう、酒の肴コーナーを覗いてみましょう。
ここにもけっこう、素敵なものが・・・。
・するめなどの乾物
ちょっとにおいますけどね・・・。
・ビーフジャーキー
乾物系はとにかく、歯にいいです。時間がかかるし。
ただ、けっこうしょっぱいので、量には注意が必要です。
・ナッツ類
できれば、オイルコートされていないものを選びましょう。
・チーズ
わが家のお気に入りはこれ。
お手頃価格なんですが、なんとナチュラルチーズなのです!
●軽食系
・焼き芋
スーパーの入り口とかで売ってますね。
焼き方が違うからか、甘くておいしいですよ。
・海苔巻きなどのごはんもの
おこわとか、お赤飯なんかもお勧めです。
●その他
・ドライフルーツ
出来れば、オイルコートされていないもの、砂糖が添加されていないものを選びましょう。
ドライトマトも最近見かけるようになりましたね。おいしいです。
・プチトマト
パックを買って、さっと洗えば、そのまま食べられる唯一の野菜!
しかも、最近のは糖度が高くて、ほぼはずれなくおいしい。
わが家は「とりあえずこれ食べなさい」と出すことが多いです。
いかがでしたか。
興味をひかれたものを買ってみて、お子さんにぜひ、新しい味の経験をさせてあげてください。
これらのおやつに共通しているのは、油と砂糖が控えめだということ。
油と砂糖を極力控えていると、次第に、お子さんに正常な味覚と食欲が戻ってきます。
そして、かつてわしづかみで食べていた子供用のお菓子の味を、強く感じるようになります。
そのころには、体の調子もよくなっているかもしれません。
でも、だからと言って、子供用のお菓子を完全に断つ必要は、私はないと思います。
お菓子の素晴らしさ「楽しい、おいしい、うれしい」を味わいつつ、
体に負担がかからない食べ方を知ればいいのです。
次回、『子どもと守ろう、お菓子のルール。』で、その辺をご紹介します。