子供にお菓子、やめさせたいけど。

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2018年7月19日 木曜日

子供にお菓子、やめさせたいけど。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
先日、読者の方にこんな質問をいただきました、
年中さんと、小学校一年生の二人のお子さんのママさんです。
 

「子供のお菓子を制限したほうがいいのはわかるけど、なかなかうまくいきません。
取り上げたこともあるけれど、子供たちは『いつものお菓子』がないと泣き喚きます。

 
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どうしたら、お菓子を制限できますか?」
 
わかります、わかります。
 
子どもはお菓子が大好きですもんね。
与えないほうがいいことはわかっていても、いろんな理由から、そううまくはいかない。
 

そして、同じ悩みを抱えたママさんは、実はとても多いのです。
 

ってことで、今回はこの問題に取り組んでみましょう!
↓↓↓こんな感じで連載予定です。
 

 
ちなみにこれらの記事の構成は、私の主人である佐々木啓が監修しています(主人の経歴についてはプロフィール参照)
 
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主人は、簡単に言うと、円滑なコミュニケーションの専門家。
私は、子供たちとよい関係でいるために、非常に多くのことを主人から学びました。
主人のおかげで、現在、我が家では、「子供たちのアレルギー症状が出ない程度にお菓子を楽しませる」ことに成功しています。
 
 
■毎日お菓子をやめることの重要性
まず、お菓子をやめることの重要性について整理しましょう。
 
ここでいう「お菓子」とは、市販のもので、
スーパーで、子供をターゲットにディスプレイされた商品棚、+その周辺にならぶもの。
 
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駄菓子、クッキー、グミ、キャラメル、チョコレート、スナック菓子・・・などです。
 
子どもが、これらのお菓子を毎日、一定量食べることを習慣にしていると、
子どもの心身に、次のような、思いもよらない悪影響がおよぶことがあります。
 

↓↓↓↓↓
 

1 アレルギーが出やすくなる
 
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お菓子の主成分は、油と塩と砂糖です。
うち、油と砂糖は、体内でべつの経路をたどり、アレルギー症状の原因となりえます。
 
まず油(ほとんどが植物油)は、
アレルギー症状の原因となる炎症物質を作り出し、かゆみ、腫れ、発熱などのアレルギー症状の原因になります。
 
一方、砂糖は、
血糖値を乱高下させてしまい、それを落ち着かせるために、アレルギーを抑える役割をもつホルモンが駆り出され、結果的にアレルギー症状が出やすくなります。
 
子どものアレルギーと、お菓子の食べ過ぎの関係はもっと語られるべきです。
私がここ数年でかかわったお子さんたちにも、お菓子をやめて明らかに症状が改善した例は何件もありました。
 
2 栄養不足になる
 
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砂糖を代謝するため、体内のビタミンやミネラルが大量に消費されてしまうほか、
砂糖によって血糖値が上がってしまうため、食欲がなくなり、食事をしっかりとれなくなります。
 
3 メンタルが不安定になる
 
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急上昇した血糖値はその後も乱高下するので、脳が正常に働かなくなり、
無気力、集中できない、落ち着きがない、キレやすい、などの症状が出やすくなります。
 
4 糖尿病のリスクを抱えるようになる
 
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血糖値の乱高下を長期にわたって繰り返すことで、膵臓が疲れ切って、働かなくなり、
若年性糖尿病の発症につながる可能性があります。
 
(このへんを復習したい人は、過去の連載記事「子供にジュース、の害について」をどうぞ。)
 
このほかにも、虫歯のリスク、将来の現代病の罹患リスクなども増すでしょう。
 
では、お菓子を与えるメリットは?
 

ありません。
 
繰り返しますが、お菓子の主成分は、砂糖と、と、
成長期の子供に必要な栄養はほとんど入っていません。
多少は入っていたとしても、お菓子から摂らなければならないものではありません。
 
あえてメリットを挙げるとすれば、「おいしい」ことでしょう。
ただそのおいしさは、コワイ魔法のようなもの。
 
お菓子を持たせると、子供はふらふらと、魔法の森のなかへ迷い込んで行ってしまうのです。
人生という長旅には、しっかりお弁当を持たせて、日の当たる道を歩いてもらいませんか。
 
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■「うちは無理」?
「言ってることはわかる、
・・・だけど、うちはほんとに無理~。

あの子たちからお菓子を取り上げるなんて、とっても考えられない!」
 

うんうん、そう思いますよね。
習慣を変えることって、体力がいるし、とてもできないことのように思えます。
 

では、何がどう無理なのか、
どんなところなら改善できるのか、
 

次回、「2 子どもがお菓子をやめられないワケ。」で、話をぐっと具体的にしてみましょう。




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