スポーツドリンクは体にいい・・・の落とし穴。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
さて、先日、
息子P(小2)が、真剣な目で、こんなことを訴えてまいりました、
「ママ、友達と公園に遊びに行くとき、ぽっかりするっと、持っていきたい」
「何それ、知らないなあ」
「ペットボトルに入ってる白い飲み物」
「・・・もしかして、ポカリスエット?」
■子どもと決めよう、砂糖のルール。
さて、子供の砂糖の取りすぎは、アレルギーの原因の一つになります。
ですから、お菓子はもちろん、ジュースのとり方にも、気をつけなければなりません。
というか、
子供には、基本、お菓子もジュースも、必要ないです。
むしろ、与えないメリットの方がおおいです。
(子供に甘いものを与える害について書いた過去記事はこちら)
ただ、そうはいかないのが、現実というもの。
甘くて安くておいしそうなものがあふれたこんな世界で、
修行僧みたいな食生活はなかなか、できるものではありませんよね。
ってことで、わが家の子供たちも、それなりに、甘いものを食べたり、飲んだりしています。
ただ、そこにはルールがあって、
甘いものは一日一回、空腹時を避けて、となってます。
(過去記事「甘いものは一日一回!」はこちら)
グミなら五つぐらい。
アメならひとつ。
ケーキなら大人の量の半分。
そして、ジュースならコップ一杯。
甘いものを口にしない日も、ざらにあります。
このぐらいの楽しみ方なら、子供たちのアレルギー症状や、メンタル面への影響は出ないよう。
子供たちもこのルールにすっかり慣れて、
私がうっかり、おやつに大福なんか出そうものなら、
「ママ、まずトマトか何か、食べたほうがよくない?」
などと言ってくるようになりました。
やはり、ルールを決め、習慣にしてしまうと、定着するみたいです。
■ぽっかりするっと?
「ポカリスエット、そうそう、それそれ!
公園に来る友達がよく持ってくるから俺ももっていきたい。」
「ポカリってジュースだよ、持っていったら、だらだら飲みになるじゃん。
お茶なら持って行ってもいいよ。」
「ううん、ママ、あれはジュースじゃない特別なやつだよ!
汗をかいたときなら、たくさん飲んでも大丈夫なんだって!
D君がそう言ってたよ!」
「うーん、
まあ、確かにそう思ってる人も多い。
けど、ポカリスエットとかのスポーツドリンクは、要注意の飲み物なのよ。
ポカリスエットに入っている砂糖の量は普通のジュースとたいして変わらないの。
塩とか酸っぱさも入ってるから、わかりにくいだけ。」
ポカリスエットに入っている砂糖の量は、100mlあたり6.2g。
500mlだと、31g。
これを角砂糖(3.7g)に換算すると、
↓↓↓↓↓
約8.4個!
(午後の紅茶ミルクティが僅差の8.6個)
これは、WHO(世界保健機関)が勧める、砂糖の一日の理想的摂取量の大人の限度を軽く上回ります。
(砂糖を一日にどれぐらい取るべきかについてはこちらの過去記事を)
「しかもね、普通のジュースよりすっと体にしみこむように作られているから、
あっというまに血の中に入り込んで身体を駆け巡って、体調を変化させちゃうの。
(ジュースの子どものメンタルへの影響についての過去記事はこちらを参照)
あれをたくさん飲んだり、ダラダラ飲んだりするのは危ないよ。
だから、特に子供にペットボトルのまま渡すのは、ママは賛成しない。
君にもさせたくない。」
「・・・えー、でも・・・」
「もしどうしても飲みたいなら、買ってあげるよ。
おうちで、座って、コップに入れて飲も?」
「でも、ママ・・・」
Pは、ちょっと照れくさそうに、
「だって、ペットボトルのポッカリスエット、・・・かっこいいんだもん・・・」
■Hey、Hey、Hey!
なんとPによると、
ペットボトルはかっこよくて、水筒はダサいんだそうな(゜o゜)!
そして、中でも、ファンタとかの甘そうなジュースではなく、
イオンサプライなポカリスエットを飲んでるヤツがクール! ってことになるらしい(笑)
ちなみに、麦茶のペットボトルもダサいらしい(笑)
すると、それを聞いていた主人が言いました、
「※ウィルキンソンもってけよ、P!
パッケージがクールでかっこいいじゃないか!
ウィルキンソンならいくらでも買ってやるし、持ち歩いていいぞ!」
(※ウィルキンソン:ただの炭酸水。わが家では常に愛飲されている)
P「ええっ、ウィルキンソンなんて、ただの・・・」
主「馬鹿だなあ、お前、
普通の小学生はウィルキンソン飲んでないんだぞ?
それに今は『無糖』が来てるんだぞ?
颯爽とウィルキンソンのペットボトル持って行って、こう言ってやるんだよ、
『お前たち、まだそんな甘ったるいの飲んでんのかよ・・・
付き合ってられないぜ。プシュー! ゴクゴクゴク・・・』」
私「かっこいー! ヒューヒュー!」
P「ええっ、それかっこいいの?
俺はあんまりそう思わないんだけど・・・」
主「自信たっぷりにやればかっこいいんだよ!
P、お前が時代を作るんだよ、
Hey、Hey、Hey!! お前が起こせよムーブメント!!!」
P「ええ~、俺、そういうタイプじゃないんだけど・・・。
え~、ほんとにかっこいいのかなあ・・・」
ってことで、
なんとなく主人に丸め込まれたPは、次回はウィルキンソンを持って公園に行くらしいです!
近日、あなたのまわりの小学生にウィルキンソンが流行り始めたら、それはわが子Pの功績かもしれませんよ!(笑)