子供とアメとお友達。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
日曜日。
ボルダリングにはまっているパパ(四十路)と息子(小2)は、朝もはよからおでかけ。
施設の利用は小学生からなので、置いてかれた長女C(年中)はションボリ。
「じゃあママ、Cの行きたいところに連れてくよ」と言うと、
娘は、安定の「サイゼリアで、たらこパスタとドリンクバー!」
普段、アレルギー再発予防のために、こんなごはんばっかり食べているCにとっては、
サイゼリア、しかもジュースが飲める(←一杯だけだけど)となると、
スペシャルなご馳走! の域なのです!
■Cの決断。
お店に向かう途中の公園に寄ると、Cのお友達のNちゃんが!
2人は仲良く遊び、私は末娘(一歳)を見ながら、Nちゃんのママとおしゃべり。
お昼になって、それぞれの道に分かれるとき、
Nちゃんが、自分のバックから、宝物のように大切にイチゴのアメをひとつ取り出して、Cにくれました。
(こういう好意はありがたく受けることにしてます(*^_^*))
サイゼリヤへの道中、Cは上機嫌でアメを握りしめて、
「今日はまだ甘いもの食べてないから、これ食べてもいい?」
(わが家では、アレルギーの再発予防などのために、甘いものは一日に一回と決まってます)
「アメなんて久しぶりだし、いいんじゃない?
でも、ごはんの前はダメだよ」
「うん、わかってる。
・・・あっ!」
悲壮な顔で足を止めるC(笑)。
「これ食べるなら、サイゼリアのジュースが飲めなくなる!」
「そうだね、どっちも甘いからどっちかだね」
「・・・・、
・・・・・・・、
・・・・・・・・・・!」
「(長っ! でも見守る)」
「・・・アメを・・・、食べる!」
ってことで、三人でたのしいランチを済ませ、
(食べ終わった後の写真ですみません!)、
帰宅して、お気に入りの映画を見ながらイチゴのアメを楽しむC。
もちろん、この日の「甘いもの」は、これだけ。
■葛藤は大切だ。
私は、子供たちに、「絶対に食べさせない」と決めているものは特にありません。
アメも、ファストフードも、ジャンクフードも、機会があれば食べさせています。
もちろん、ある程度の年齢までは、管理しなければならないでしょう。
一歳の末娘の食事には、まだかなり制限をつけています。
けれど、子供の食をずっと管理し続けることはできません。
子供の環境は、成長するにしたがって、どんどん広がっていきます。
そして、子供の頃、問答無用で取り上げられていたものに手が届くようになったら、
反動から、かえってたくさん買い求めるようになる・・・かもしれません。
大切なのは、
いい食べ物と悪い食べ物のリストを渡すことではなく、
どれがどんな食べ物なのか、
身体の中でどうなるか、
とんなときにどのぐらい食べるべきか、
理論的に、体験的に教えていくことではないでしょうか。
そして、迷ったり、比べたり、選んだりに慣れさせること。
「アメがある、ジュースもある、ピザも、ポテチも、フライドチキンも!」
みたいな状況がありふれている飽食の社会。
それが一気に買える立場とお金を手にしたとき、食欲に走らずにいるには、知識と経験が必要です。
子供たちが私の手を離れる前に、せっせと訓練、訓練。
たまには失敗したり、羽目を外したりして体調を崩しつつも、元気にたくましく、生きて行ってくれることを願って。