グレープシードオイルでケーキ! は危険です。

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2018年5月11日 金曜日

グレープシードオイルでケーキ! は危険です。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 

 

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グレープシードオイル!
 
おしゃれなイメージがあるけれど、
実は、アレルギーの原因となるリノール酸がダントツに多い油。
 
雰囲気が似ているからって、
オリーブオイルの代用にしちゃダメ!
 
ってところまで解説しましたが、
 
今日はもう一つ、
バターの代わりにしてお菓子作りも危ないですよ!
を解説します!
 
 
■バターは毎日食べられない!
そもそも洋菓子は、バターをたっぷり入れて作るもの。
 
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だけど、バターは、
動物性だから、コレステロールが高い とか、
動物性だから、ナチュラルじゃない気がする、とか、
食べ過ぎるとちょっと胃にもたれる、とか、
価格が高い、とか、
 
人それぞれですが、毎日使いにくい理由がいろいろあるようです。
 
そこで、甘党さんたちは思いました、
バターに代わる、安くて、毎日食べられるぐらい軽いオイルはないの?!
 
その欲求を受け止めたのが、「植物性はヘルシー」のイメージの植物油、
とくに、風味や癖がない、サラダ油、太白ごま油、グレープシードオイルなんです。
 
なかでも、
サラダ油より製法がナチュラル(そう)で、
太白ごま油より安価な、
グレープシードオイルに人気が集まっているのです。
 
巷にあふれる、「バター(や乳製品)を使わない」系のお菓子のレシピ本。
基本的な材料のページには、グレープシードオイルが、大抵こんな風に紹介されています。
↓↓↓↓
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■テイストは軽いけど。
しかーし!
 

前述したように、
グレープシードオイルのリノール酸含有量は、
家庭におかれる調理油の中ではダントツの1位
 

主な植物油のリノール酸含有量
(100g中の含有量/g)

 
紅花油(高リノール酸)   75.7
グレープシードオイル  約70 ←ここですね!
ヒマワリ油(高リノール酸) 60.1
綿実油           57.9
トウモロコシ油       54.9
(サラダ油の主成分)
大豆油           53.5
ごま油           43.6
米ぬか油          35.0
落下生油          31.2
なたね油          19.9
 

参考までに、
 有塩バター        2.4

(参考資料 五訂増補日本食品標準成分表脂肪酸成分表編、および日本油脂検査協会資料)
 
リノール酸は、体内で炎症物質に変化し、
アレルギーをはじめとする現代病の増加の原因になっています。
 
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現代人が健康になりたいのならば、
リノール酸を控えることは、まず最初にやらなければならないぐらい、切迫した課題。
 
しかし、このような本で紹介されるレシピは、「バターを避ける」ことに重点が置かれ、
リノール酸の危険性に対しての配慮は全くありません
↓↓↓↓↓
 
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試しに計算してみると、
このプレーンスコーン一個のリノール酸含有量は10.5g
 
たったスコーン一個で、
日本脂質栄養学会が推奨する、一日の理想的なリノール酸摂取量を4グラム以上上回ります。
 
しかも、「これは植物性だから、よりヘルシー!」と思い込まされているので、
「もう一個!」のハードルはすごーく低くなっているはずです。
 
そんな生活を続けていたら、どうなるか。
アレルギーの発症は時間の問題と言っても過言ではありません。
 
 
■甘いおやつはほどほどに
じゃあ、どうすればいいの?
どんなオイルだったら、毎日のお菓子に入れてもいいの?

 
残念ながら、そんな魔法のようなオイルはありません。
 
それよりもまず、毎日お菓子を食べるという習慣をこそ、見直すべきでしょう。
ふだんのおやつは、もっと質素でいいんです。
 
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そして、たまに食べるのなら、むしろバターたっぷりのお菓子をお勧めします。
香り高いバターのお菓子、ほんとうに幸せな気持ちになりますよね。
 
そう、バターはちょっとくどくて、高価だから、いいんです。
家族の明るい将来のために、
たまのバタークッキーで子供が躍りだすぐらいの食生活をお勧めいたしますヽ(^o^)丿




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