ジュースは「特別な飲み物」にしよう!
1 子どもとドリンクバー。を読む
〇ジュースについて
2 それはジュースではありません。を読む
3 子供に砂糖、一日何グラム?を読む
4 100%ジュースなのに砂糖入り?を読む
〇ジュースの害について
5 この子、小食で・・・、に要注意!を読む
6 キレる子供、病気? 障害?・・・の前に。を読む
7 育てにくいを、砂糖が作るを読む
8 砂糖とアレルギー。を読む
9 子供にジュースはいらない。を読む
10 ジュースは「特別な飲み物」にしよう!を読む
前回は、ジュースは子供に必要ないという話をしました。
とはいえ、ゼロにするのは難しい。
それが、ママさんの本音だと思います。私もそうです。
子供は、家庭、友達、また、地域の中で生きているもの。
何もかも、ママの思い通りにはなりませんよね。
ということで、ジュースとの付き合い方を考えましょう。
ポイントは、ジュースを「特別な飲み物」に格上げしちゃうことです!
■こんなときにはいいんじゃない?
まず、おうちにはジュースをおかないこと。
ジュースのパックはもちろん、小さな飲み切りサイズのものでさえです。
冷蔵庫にはお茶かミネラルウォーターを。
ジュースを飲めない環境をつくり、慣れさせること。
その上で、ジュースを与えるのは、次のようなときだけにしましょう。
●たくさん運動する/した時
運動すれば、身体はエネルギー(糖)をたくさん使います。
すると、運動しないときに飲むよりも、害は少ないです。
●何かをがんばったご褒美として
逆上がりができたとか、
発表会でしっかり演技ができたとか、
運動会で一等賞をとったとか。
特別にほめてあげたいときに。
●特別な行事
お正月、お誕生日、クリスマス・・・。
大人が特別なお酒を開けるようなときは、子供にも特別な飲み物をあげてもいいのではないでしょうか。
■これだけは守りましょう!
しかし、気を付けてくださいね。
特別と言っても、無制限にするべきではありません。
ジュースは、子供の身体にとっては劇薬のようなもの。
飲ませるには節度が必要なのです。
次のことは守りましょう。
①空腹時には与えない。
空腹時に与えると、血糖値が跳ねあがり、食欲をなくしたり、低血糖状態を引き起こしたりします。
ジュースは、甘くない食べ物をしっかりおなかに入れてからにしましょう。
②ごくたまににする。
特別な日が毎日ではいけません。
たまーにだから、ありがたみが増すのです。
わが家では、週に一回、飲ませるかどうかです。
③コップ1杯~2杯までにする。
ジュースを与えるのは、「おいしい・楽しい」のためです。
だらだら飲みは害しかありません。やめさせましょう。
これらのことを守り、ジュースの害からお子さんを守りましょう。
そして、特別な日をみんなで楽しみましょう!
■娘とドリンクバー。
さて、先日、長女C(4歳)にとって、その「特別な日」があったので、レポートします。
この日は、娘二人のマイコプラズマが治った快気祝い!
Cのお気に入りのファミレス、サイゼリアに来ました。
まず、食事! (この時、飲んでるのはお水)
食事のときはつねに野菜から食べる、という習慣をつけています。
血糖値が上がりにくいです。
ペロッと完食! (大食い・・・)
ついにお待ちかねのジュース!
散々迷って、ブドウジュースに決定!
「おいしい~!」
飲み終わった後、Cが真剣な表情で
「…ねえママ、お願いがあるんだけど」
「何?」
「C、病院でも静かにしてたでしょ?
あと、Мちゃん(妹、1歳)がトムとジェリー見たいって(熱でぐずって)泣いたとき、プリキュア見るの我慢したでしょ? えらかった?」
「うん、えらかった。ママはすごく助かった」
「・・・じゃあ、白ブドウのやつも飲んでいい?」
「えー? もう1杯?」
「・・・(じっと見つめる)」
「・・・じゃあ、今夜は親子丼の予定だったけど、さんまの塩焼きにするよ。いい?」
「いいよ!」
「あと、帰りはおうちまで歩く(小一時間)けどいい?」
「いいよ! C、走るよ!」
「いや、走らなくてもいいけどさ・・・(笑)、
じゃああと1杯だけね。注いでおいで」
「うんっ!」
そして、白ブドウジュースをおいしく飲んだ娘。
店を出ると、ホントにダッシュした!(笑)
行け行け! 走れC!!
糖を燃やせ~ヽ(^o^)丿!
(終)