から揚げと食育。
■今日はから揚げだ!
お散歩にいい季節になりましたね。
先日、娘たちとお散歩に出ました。
お弁当は、オカズになるものが冷蔵庫になかったので、おにぎりだけ握って。
まず八百屋さんでプチトマトを購入。
次に、娘がお肉屋さんの前で立ち止まり、から揚げをさします。
「食べたい!」
我が家の基本は和食。
それで、子供たちのアレルギーを治すことができました。
だから、こんなときは、前日のメニューを思い返します。
・・・昨日はほぼノンオイルだったな。
子供たちはちょっと風邪気味だけど、大したことないし。
それに、私も久しぶりに食べたいなあ~。←ここ重要
「いいよっ!」
ってことで、この日はから揚げ弁当になりました。
■たまには、「おいしい!」を楽しもう
佐々木家の和食生活は、こんな感じで、けっこうゆるいです。
外ではファストフードも食べるし、サイゼリヤも好きだし、ミスタードーナツも大好きです。
こういうサイトをやっていると、そういうとこに一切いかない人だと思われたりしますが。
あんまりそういうタイプではありません。
だって、食の意味は、栄養を取ることだけではないですもの。
おいしい、たのしい!っていうのも、心の栄養になり、ひいては体調に影響するはずです。
だから、「今日は『おいしい・楽しい日』」と決めたら、それを優先します。
心配しながら食べるより、消化も良くなります。
から揚げ美味しいなあ~、と味わっていたら、娘が満面の笑みで
「ママ、幸せだねえ。から揚げ美味しいし、うるさいおにいがいないしね」と言いました(←やっと就学しました。笑)。
そうそう、『おいしい・楽しい日』は歩く! というのも、我が家のルールです。
運動は消化を助けるし、健康に良いですね。
この日も、公園までの往復、一時間ちょっとは徒歩でした。
■基本は、和食
ただ、そういったお誕生日系ご馳走は、外食でしか食べません。
おうちでは、ほぼ常に和食です。
そういうものは外で、と割り切ると、ウチの食事を思い切って質素にできるし、マヨネーズや余計な調味料をキッチンから追い出すことができます。
やり方を変えたいときは、思い切って環境を変えてしまうことです。
では、アレルギー体質の子供に、どのくらいの頻度でそういうものを食べさせればいいか。
こればかりは個人差で、なんとも言えません。
ママさんが主治医となり、お子さんの体調とにらめっこして、失敗しながら、感覚を掴んでいくしかありません。
「アレルギー症状が出ない」とは、食物がしっかり分解されているということ。
「アレルギー症状が出る」とは、身体の処理能力を超えた量の食べ物を食べてしまっているということです。
私たち夫婦は、一年ぐらいかかって、そのバランス感覚をつかみました。
子供たちも、今はそのことを理解しています。
そして、ケーキや揚げ物を食べた後は、「今日はお魚を買って帰ろうね」とか言ってくれるようになりました。
栄養は、取ればいいってもんじゃない。
そんな観点を育てることも、飽食時代の食育には不可欠ではないでしょうか。