あまに油のマヨネーズ(失敗と考察)。
■マヨネーズの誘惑。
マヨネーズ、おいしいですよね。
ポテトサラダ、卵サンド、タルタルソースと、どれも安定の人気メニューだし。
ただ、マヨネーズの主原料は植物油。
植物油には、アレルギーの原因となるリノール酸がたっぷり。
リノール酸を控える食生活に切り替えてから、我が家ではマヨネーズを買わなくなりました。
しかし、食べたいんだよねえ・・・。
息子と娘は、マヨネーズのCМを口をあけてうっとり眺めているし・・・。
ってことで、
リノール酸が少なく、アレルギーを抑えるα-リノレン酸が豊富なアマニ油で、マヨネーズを作ってみることにしました!
■あまに油のマヨネーズ。
作り方は簡単。
<材料>
卵 1
油 180㏄
塩 小さじ1
酢 大さじ2
はちみつ 小さじ半分
<作り方>
1 フードプロセッサーに、油以外を入れてガーする。
2 油を三分の一入れてガー。また三分の一入れてガー。全部入れてガー。
サラダ油で作って、分離など、失敗したことがなかったレシピ。
あまに油は高価なので、緊張!
でも、上手にできました!
■家族の感想。
さっそく、わくわく顔で待ってる子供たちにもっていきました。
「さあー味見してみよう!」
で、二人にスプーンを渡しました。
「「ペロッ・・・うん! おいし・・・・苦っ!!」」
スプーンを放り出す子供たち。
「なにーっ! そんなわけ・・・ペロッ・・・確かに苦い・・・」
「ママ、おいしいマヨネーズできるって言ったじゃん・・・」
「言ったじゃん~」
「うぬぬぬぬ・・・」
そう、あまに油のマヨネーズは苦いのでした。
後味だけなんだけども、子供にはいやがられる苦さ。
それきり、子供たちはマヨネーズを口にしませんでした。
マジで~・・・材料費高いのに・・・
ちなみに、シシャモとかセロリとか、苦みや癖の強いものに合わせると、大人は美味しく食べられました。
油の半量をオリーブオイルにするともっと食べ易そう。
■マヨネーズに関する佐々木の考察。
ちなみに、手作りマヨネーズは卵一個を使って作るので、けっこうどっさりできてしまいます。
けれど保存料などが無添加なので、出来るだけ早く食べきらなくてはなりません。
なので、私と主人は、自然と毎日食べています。
ですが、そんなに毎日マヨ料理を食べたいかと、そーでもありません。
あまに油にだって、リノール酸は入ってるしね。
これは、オリーブオイルで作ったとしてもおなじこと。
で、正直持て余しています(笑)。
さてさて、そういえば、最近、こんな商品もあるようです。
なんだか体によさそう。
でも、あまに油「入り」。30%。
なので、残りの大部分は植物油脂です。
これを買うと、気が緩むし、あまに油なら大丈夫! と、使用が増えるでしょう。
で、おそらく、普通のマヨネーズと同じくらいのリノール酸を摂取することになりそう。
そんなこんなで、私はマヨネーズについて、
「あえて健康的なマヨネーズを使う」ことをあきらめ、
「普段は和食で、たまに外出先でマヨネーズを楽しむ」
のほうが、後腐れがなくていいんじゃないかなーと思うようになった次第です。
明日辺り子供たちに、食べたがってた卵サンド買ってやろ。
そして夕食は、冷凍庫のシラスを解凍して、シラス丼にしよっ!