熱けいれんの原因は油だ。
サイトのケアをしていると、よく見られている記事がいくつかある。
玄米の漫画もそうだけど、 熱けいれんについての記事もそうだ。
たどってみると、「熱痙攣 食事」「熱けいれん 原因」とかでググった結果、ここにたどり着いている。
それを見るとほんとにうれしくなる。
ちゃんと読んでくれたかなあと想いを馳せる。
だって、熱痙攣の原因が偏った食事だなんて、ほとんど誰も教えてくれないからだ。
だから今日は、熱けいれんでググってきてくれた方のために、よりわかりやすい記事を書いてみようと思う。
■油(リノール酸)⇒炎症体質⇒発熱⇒痙攣
熱痙攣の原因は、かたよった食生活だ。
私たちの生活にがっつり入り込んでいるリノール酸。
リノール酸は、身近なほとんどの植物油に入っている。
これを摂りすぎると、細胞膜にたまり、炎症物質に変化し、炎症体質を作り上げる。
その炎症の現れ方として多いのは、このサイトで繰り返し解説しているアレルギー症状なのだけど、
じつは、発熱もそのひとつだ。
もちろん、発熱は大切な反応だ。それによって風邪などのウィルスを無力化するのだから。
しかし、リノール酸過多で燃料が過剰になっていると、熱が出すぎる。
急に上昇するし、必要以上に上昇する。
この急上昇に、幼い脳が対応できない。
これが、熱痙攣の原因だ。
■油を控え、魚を食べる!
だから、熱痙攣を予防するのは難しいことじゃない。
まずリノール酸を絶つこと。
買い物をするときは、裏を見て、「~油」「~オイル」と書いてないものを買い、
植物油、サラダ油をキッチンから追放して、たまに油ものをとりたいときは、あまに油かバターを使おう。
オリーブオイルはオレイン酸で、はたらきとしては中立と言われるけど、
リノール酸もしっかり入っているのでお勧めしない。
それから、できるだけ魚を食べること。
魚の油、DHA、EPAは、リノール酸と正反対のはたらきをもつからだ。
もちろん、魚を揚げたりしたら意味がない。
お刺身、塩焼き、煮付けのように、油抜きで調理しよう。
そうすると、必然的に、こんな感じのゴハンになる。
そう、魚中心の和食である。
■二度と経験したくない!
息子Pが初めて熱痙攣を起こしたのは、一歳の冬。
その日の息子の体調は普通だった。
深夜、主人が、二階の寝室で眠っている息子の様子を見に行った。
「ママ、Pがおかしい!」
主人の大声がした。
めったに声を荒げない主人の、初めて聞くようなこわい声だった。
お風呂に入ろうとしてた私は、バスタオルだけ巻いて二階に駆け上がった。
すると、息子が、白目をむいてへんにびくびく動いていた。
全身が硬直していて、呼びかけても反応はなかった。
すぐ救急車を呼んだけど、結局、救急車が到着する前に、息子のけいれんは止まった。
ほんの数分だったけど、私たち夫婦にとっては悪夢のような時間だった。
とくに私はショックが大きく、数日間、なんだかぼんやりしていて、急に涙がこみ上げたり、不安定になってしまった。
そして、それからも息子は風邪をひくと急な発熱に見舞われ、たびたび痙攣も起きた。
そういう体質なんだと説明され、納得していた。
痙攣に慣れようと努力した。痙攣するだけなんだから、大したことじゃないと自分に言い聞かせた。
そんな我が家が食事を変えたのは2013年、冬。
(目的は喘息の改善だったんだけど)
それまで、主人は季節の変わり目には風邪から来る高熱で数日間寝込んでいた。
息子は年に数回、風邪から来る高熱で熱痙攣を起こしていた。
食事を変えてから、どちらも、完全になくなった。
■穏やかな季節の変わり目
こんなことを書いている今も、実は、主人と子供たちは風邪をひいている。
咳もしているし、鼻水も出ている。
だけど、熱は出ない。
いや、絶対出ないわけではない。
多少は出るかもしれない。だけど、ゆるやかに上がるはずだ。そして、戦って、風邪に勝ったら、すーっと下がるはずだ。
だから、わたしはのんびり、家族の風邪が治るのを待っている。
こののんびりした感じは、数年前からしたら、夢みたいだ。
熱痙攣もちのお子さんがいるママさん。
子供が風邪をひくと、びくびくしますよね。
ダイアップが手放せませんよね。
よかったらぜひ、食事を変えてみてください。
私たちのからだは、食べたもので作られているのです。
私たち人間は、思っている以上に、食べたものに生活を左右されているのです。
お子さんが熱痙攣から解放されることと、ママさんの心の平安を、こころからお祈りしています。
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(花粉症と熱けいれんの原因物質は同じ。
ですから、花粉症へのアプローチはそのまま熱けいれんに応用できます)