次女出産と、私のナイトの話。
日曜日に次女を出産しました。
はじめまして~
愛称はMです(^_^)
三時間半の安産でした。
母子ともに元気です。
三度目のお産ともなると、産後のハイテンションに見舞われることもなく(笑)、わりと落ち着いた日々を過ごしています。
なので今日は、この出産に関連して、私が一番驚いたこと――息子P(6才)の成長について、書いてみます(^o^)
⬛小さなナイト
切迫早産で、ひと月安静入院していた私。
晴れて退院してからも、大きなお腹と、筋力の衰えで、思うように動けませんでした。
まるで自分の体じゃないみたい。
つねに、全力疾走した直後みたいに、体が重くて、疲れてる。
子供たちの相手も、思うようにはいきません。
しかしPは、不平不満を言うどころか、私の手伝いをすすんでしてくれました。
食事の配膳の手伝い、
部屋の片付け、
自分の身の回りのこと、
妹の世話……
そして一番びっくりしたこと。
私がしんどそうに歩いていると飛んできて、私の腕を自分の肩に回し、
「よっかかっていいよ‼」
と言ってくれたこと。
階段を昇るときも、
お買いもののときも、
みんなでおでかけしたときも、
駆け寄ってきて、ずっと傍らで支えてくれました。
ほんとにしんどいときは、ほんとに寄りかかって歩かせてもらいました。
「ごめんね、重いでしょう?」
「全然大丈夫‼ もっと寄りかかっていいよ!」
「えー、ほんとに?」
「うん、ママと3ちゃん(赤ちゃんの愛称。3人目だから)のためなら‼」
額に汗をかきながらそう言うPを見て、不覚にも、涙が出てきました。
⬛Pは、超‼ビビり
Pは、筋金入りのビビりです。
(私の遺伝なんですけど……)
どのぐらいかというと、
レストランとかに行って、私がトイレに立つと待てない。一緒に個室に入りたがる。
ディズニーランドのアトラクションにほぼ乗れない。
昼間でも、一人で二階に行けない。
(ちなみに3歳の妹Cは、全部一人でできる)
父親に似て、幼稚園のお友だちの誰よりも大きく、丈夫な体をもらったと言うのに‼
幼稚園のお友だちの、誰よりもビビり‼
私は、ことあるごとに発破をかけて、荒療治を試みていました。
強引に経験させて、怖いことない、とわかれば、治るかなーと思って。
でも、Pはますますビビってしり込みし、べそをかき、私のイライラはますばかり。
……情けない‼
男だろ‼
何も恐いことないだろ‼
そんなんじゃ、パパみたいに優しくて強いナイトになれないぞ‼
しっかりしろー(>□<)!
そう伝えたくて、しょうがなかったんです。
⬛子供を成長させるもの。
でも、私を支え、額に汗して歩いている息子は、正しく小さなナイトでした。
……かっこいいじゃん(T_T)。
こうして、困っているひとや、弱いひとに気づいて、助けられる子に育ってくれたんだね。
……いつもはこわいママが、よたってる( ゚Д゚)‼
きっとびっくりしたよね。
きっと子供は、そんなふとした環境の変化を糧に、内省して、成長していくんじゃないかな。
そしていつか、そんな中で、ビビってはいられない状況に見舞われれば、Pのなかで何かが変わるのかもしれない。
そのとき必要なのは、自信だよね。
ママのやり方じゃ、劣等感を感じさせるだけで、逆効果だったかもしれない。
もう、ビビりを治そうとするのはやめよう。
今まで、悪いことしたなあ。
そう、素直に思いました。
なので、Pに自分の気持ちを説明し、謝りました。
「じゃあ、怖いときは、怖いって言ってもいいんだね‼」と、Pは喜んでいました。
いつかPは、ビビりを自分で克服する日がくるでしょう。
その日を楽しみに、待ってみようと思います。
⬛子供と一緒に
私はこんなふうに、自分のやり方を反省して、改めてみることを、実はけっこう楽しんでいます。
大人はついつい、子供を思うようには変えようと頑張ってしまいますよね。
でも、大人だって、変わろうと思えば、まだまだ変われる。
それは新鮮で楽しいことでもあります。
ひとはいつでも、よりよいやり方を選ぶことができる。
それを身をもって子供に示すのも、なかなか意義深いことかもしれません。
……なーんて。
今のは主人の受け売りです‼(笑)