次女出産と、私のナイトの話。

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2016年8月3日 水曜日

次女出産と、私のナイトの話。

日曜日に次女を出産しました。
はじめまして~
愛称はMです(^_^)
 
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三時間半の安産でした。
母子ともに元気です。
 
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三度目のお産ともなると、産後のハイテンションに見舞われることもなく(笑)、わりと落ち着いた日々を過ごしています。
 
なので今日は、この出産に関連して、私が一番驚いたこと――息子P(6才)の成長について、書いてみます(^o^)
 
 
⬛小さなナイト
切迫早産で、ひと月安静入院していた私。
晴れて退院してからも、大きなお腹と、筋力の衰えで、思うように動けませんでした。
 
まるで自分の体じゃないみたい。
つねに、全力疾走した直後みたいに、体が重くて、疲れてる。
 
子供たちの相手も、思うようにはいきません。
 
しかしPは、不平不満を言うどころか、私の手伝いをすすんでしてくれました。
 
食事の配膳の手伝い、
部屋の片付け、
自分の身の回りのこと、
妹の世話……
 
そして一番びっくりしたこと。
私がしんどそうに歩いていると飛んできて、私の腕を自分の肩に回し、
「よっかかっていいよ‼」
と言ってくれたこと。
 
階段を昇るときも、
お買いもののときも、
みんなでおでかけしたときも、
駆け寄ってきて、ずっと傍らで支えてくれました。
 
ほんとにしんどいときは、ほんとに寄りかかって歩かせてもらいました。
「ごめんね、重いでしょう?」
「全然大丈夫‼ もっと寄りかかっていいよ!」
「えー、ほんとに?」
「うん、ママと3ちゃん(赤ちゃんの愛称。3人目だから)のためなら‼」
 
額に汗をかきながらそう言うPを見て、不覚にも、涙が出てきました。
 
 
⬛Pは、超‼ビビり
Pは、筋金入りのビビりです。
(私の遺伝なんですけど……)
 
どのぐらいかというと、
レストランとかに行って、私がトイレに立つと待てない。一緒に個室に入りたがる。
 
ディズニーランドのアトラクションにほぼ乗れない。
 
昼間でも、一人で二階に行けない。
(ちなみに3歳の妹Cは、全部一人でできる)
 
父親に似て、幼稚園のお友だちの誰よりも大きく、丈夫な体をもらったと言うのに‼
幼稚園のお友だちの、誰よりもビビり‼
 
私は、ことあるごとに発破をかけて、荒療治を試みていました。
強引に経験させて、怖いことない、とわかれば、治るかなーと思って。
 
でも、Pはますますビビってしり込みし、べそをかき、私のイライラはますばかり。
 
……情けない‼
男だろ‼
何も恐いことないだろ‼
 
そんなんじゃ、パパみたいに優しくて強いナイトになれないぞ‼
しっかりしろー(>□<)! そう伝えたくて、しょうがなかったんです。   /wp-content/uploads/14701416926640.jpg
 
 
⬛子供を成長させるもの。
でも、私を支え、額に汗して歩いている息子は、正しく小さなナイトでした。
 
……かっこいいじゃん(T_T)。
 
こうして、困っているひとや、弱いひとに気づいて、助けられる子に育ってくれたんだね。
 
……いつもはこわいママが、よたってる( ゚Д゚)‼
きっとびっくりしたよね。
 
きっと子供は、そんなふとした環境の変化を糧に、内省して、成長していくんじゃないかな。
 
そしていつか、そんな中で、ビビってはいられない状況に見舞われれば、Pのなかで何かが変わるのかもしれない。
 
そのとき必要なのは、自信だよね。
ママのやり方じゃ、劣等感を感じさせるだけで、逆効果だったかもしれない。
 
もう、ビビりを治そうとするのはやめよう。
今まで、悪いことしたなあ。
 
そう、素直に思いました。
なので、Pに自分の気持ちを説明し、謝りました。
 
「じゃあ、怖いときは、怖いって言ってもいいんだね‼」と、Pは喜んでいました。
 
いつかPは、ビビりを自分で克服する日がくるでしょう。
その日を楽しみに、待ってみようと思います。
 
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⬛子供と一緒に
私はこんなふうに、自分のやり方を反省して、改めてみることを、実はけっこう楽しんでいます。
 
大人はついつい、子供を思うようには変えようと頑張ってしまいますよね。
でも、大人だって、変わろうと思えば、まだまだ変われる。
それは新鮮で楽しいことでもあります。
 
ひとはいつでも、よりよいやり方を選ぶことができる。
それを身をもって子供に示すのも、なかなか意義深いことかもしれません。
 
……なーんて。
今のは主人の受け売りです‼(笑)




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