ココスに行きたい! ~息子の野望 2016~
みなさま、連休はいかがでしたか。
・・・海外? ・・・温泉? すてきですねえ~(*^_^*)
じつは、佐々木家の連休は、毎年、主人が仕事で家を空けるので、とても地味です。
私は混雑した場所が苦手なので、近場でマッタリ・・・に不満はないのですが、
今年は息子Pも年長さんになり、GWのなんたるかがわかってきちゃった様子。
「〇〇くんは〇〇に行くんだって・・・」
なんて悲しげに言うので、こう聞いてみました。
「P、どこか行きたいとこある?
パパはいないけど、ママが頑張って連れてくよ! どこ行きたいの?」
するとPはぱあっと顔を輝かせて言いました、
「ココスー!」
■Pとココス
Pは、金曜日のドラえもんが大好き。
そして、そのスポンサーをしているのがココス。
なので、ドラえもんにはいるココスのコマーシャルで、キャラクターたちがココスの歌を歌い踊るのです。
Pはいつのまにか、この歌と踊りを完全に再現できるようになっていました(笑)
熱く歌い踊りながら、「四角いお肉」への憧れを小さな胸につのらせていた様子。
そう、なんたって我が家のふだんのご飯は昭和30年代の粗食!
お皿にでーんと乗った四角いステーキなんて、まさにお誕生日クラスのごちそうです。
「・・・・・・」
不安と期待の入り混じった表情で私を見上げるP。
ああ、わが子の願望の何とささやかなことか・・・。
ちょっと目頭が熱くなってしまった私は、Pの手を取り、
「よし行こう! ココスへ! そして四角いお肉を焼こう!」
最寄りのココスをさくさく検索し、翌日、その門をたたいたのでした(自動ドアだったけど)。
■P、野望を果たす
↑記念撮影をせがまれる(笑)
入店するなり、すごいハイテンションな子供たち。
「いいにお~い!」
「お姉さんがきれい!」
「ママ、ほんとに四角いお肉あるの? 四角いお肉だよ!! 四角、四角だよ!」
などと大声で叫ぶので、
「やかましい! 騒ぐなら出るぞ!」と母に脅される始末。
四角いお肉が出てくると、Pのテンションはマックスで、テーマソングを熱唱。
↑ぎこちない手つきでお肉をカット
↑実食! お見せできないのが残念!ってくらい恍惚の表情(笑)
そして、四角いお肉を焼くたびに歌いつつ、あっという間に完食!
ちなみに、ココスのステーキは120gから選べ、ライスセットも子供サイズにできます。
五歳だしなーと思い、それを選んだのですが、まったく足りなかったみたい。
ピザのSサイズを完食したCも「まだ食べたい~」と叫びます。
しょーがないので、大きなマンゴーパフェを頼んで、2人ではんぶんこさせました。
これも二人にとっては、お誕生日クラスのごちそう。
2人にしきりに
「ママありがとう! とってもおいしいよ!」
「ママ、やさしいね! 嬉しいよ!」
とか言われ、ちょっと周囲の反応が気になりました(笑)
「ママ、絶対また来ようね! 今度はパパも一緒に来ようね!
そしてみんなで歌おうね! 絶対だよ!!」
うーんそれは、ちょっとはずかしい・・・。
■後日談
・・・てなわけで、ふだん質素にしていると、お手軽なファミレスに行くことも、ビッグイベントに!
味をしめたわたしは、粗食の数日を過ごした後、ふたたびPに聞きました、
「ね~、明日、またどっかにご飯食べに行こうか。何が食べたい?」
「・・・レストランのオムライス!」
「よしきた!」
↑探すとあるもんですね、近場に名店が。
うん、この過ごし方、恒例にしようかな・・・(笑)