長女とダンスと彼女の心。その2
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
さて、前回「長女とダンスと彼女の心」から三か月。
長女C(八歳小2)は、5月から、ビビりつつも念願のダンス教室に入学しました!
5月にしたのは、4月に発表会が終わり、5月から新学期が始まるというから。
しかーし!
教室に行ってみると、予想外の出来事が!
「コロナの影響で発表会の会場が使えなくなり、4月の予定だった発表会が7月に延期になりました。
なので今は、引き続き発表会のナンバーのブラッシュアップを行っています」
(写真は借り物でイメージです)
なにー!
娘はそれを聞いて、かわいそうなぐらいに動揺していました。
そりゃそうだよね。新学期から入るつもりだったんだもん。
取りあえずどうぞと、不安そうな顔で教室に導かれる娘を、後ろ髪をひかれる思いで見送って、ちかくのファミレスで時間をつぶすこと・・・一時間。
(えーと・・・今後、どうすればいいのかな。
状況的にきついよなあ。
発表会が終わってから入り直す? でも二か月も先になっちゃうし・・・。
まさかこんなところにコロナの影響が来るとは・・・)
しかし、お迎えに行ってみると、以外にも、娘は楽しそうに場になじんでいました。
ほっとするのもつかの間、
「ママ、わたしも発表会に出てもいいんだって、いいよね!?」
な、なにっ!
先生が「Cちゃんが頑張れるなら出しますよ」とおっしゃいます。
発表会は二曲踊るけど、一曲だけでも大丈夫、と。
娘がその気ならば、と思い、ではその方向で、とお願いして、
帰宅してから、送られてきた先生の見本ダンス動画を見て・・・固まる私。
(写真は借り物でイメージです)
なにこの複雑な動き・・・しかもスピードが早送りみたい・・・・・・
こんなのCにできんの?
できんの? まじで?
翌日から、私とCの特訓が始まりました。
Cは別日に、先生の個人レッスンも受け、感じはつかんだけれど、
小2がいきなりやれる動きではないから、まず私が(動画再生速度を半分ぐらいに落として)振付をマスター。
・・・ああ!
末っ子さんちゃんがやっと就園してできた私の1人時間!
毎日、ダンス習得に費やすことになり、午前中1人でいい汗をかいて、シャワーを浴びてから、さんちゃんのお迎えに行くという日々に・・・(笑)
それを、毎日、Cに教え続けました。
2人して、全身の筋肉痛にひーひー言いながら、
動画再生速度を少しずつ少しずつ上げていき・・・
そんな一か月を過ごして、今日のレッスン。
Cはついに、2曲をみんなと踊りきり、最後に、先生に
「全部覚えたしーちゃんに拍手!」と言っていただき、みんなの拍手を受けたそうです。
(写真は借り物でイメージです)
「ものすごくうれしかったよ!」
帰り道、スキップしながら話す娘。じーんと目頭が熱くなる私。
「よかったね、がんばったもんね!」
「うん、だけど上手じゃない」
「えっ? うん、まあそうだけど」
「動きを覚えただけ。上手ではない。
Kちゃん(とても上手な先輩)の隣で踊るから、ヘタなのが目立たないようにもっと練習しなきゃ!」
しみじみ言う娘に、またじーんとする私。
Cちゃん、やっとスタートライン。
「頑張る」が「ふつう」になるのが、どんな道でもスタートライン。
娘の発表会は7月下旬ですヽ(^o^)丿