お菓子が止められない人へ。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
さて、私はこのサイトや著書で、
「アレルギーを治すためには、植物油と畜産物を控えたほうがいいですよ、
あと、アトピーの人は、砂糖も控えたほうがいいですよ」
と繰り返しているわけですが、
読者の方から、よくこんなメッセージをいただきます、
「お菓子が止められません」
「お菓子を絶っていたけれど、先日、ドカ食いしちゃいました」
「ついついチョコレートをいくつも食べてしまい、後で後悔します」
わかります、わかります、
お菓子って、本当に日々の癒しですよね。
それってきっと、食事療法にいどむアトピー患者さんに共通の悩みです。
そんな悩みを持つ方に、今日は意外な方法をお教えします。
実は、「お菓子を止めたいなら、お菓子を楽しんだ方がいい」んです!
■満たされた欲求は消える
「お菓子が止められない」かたの行動パターンはこうです、
「お菓子を食べるのはいけないことだ、やめなければいけない、
そうとわかっているのに、我慢できないんです。
いつもお菓子のことを考えちゃって。
そして結局、お菓子を買って食べる自分を抑えきれず、
ああ、やってしまった・・・という気持ちでいっぱいになるんです」
実は、こんなことしちゃいけない、という罪悪感にさいなまれながらの行動は、真にその行為をあじわうことができません。
味わいきっていないから、〇〇たい、という欲求が満たされない。
だから、〇〇たい、はちっとも消えない。
ますます飢える。
そして次第に、〇〇たい、本当は〇〇たい・・・、という欲求に支配されていき、
ある日、反動が・・・、
という悲劇が起きやすいわけです。
(しかもそれでも、やっぱり満たされないわけですが)
つまり、そうならないためには、その逆をやればいいわけで、
お菓子をやめたい人は、お菓子を心底から味わって楽しめばいいのです。
お菓子を食べて、
ああ、おいしい・・・!
わたしは、なんて幸せなんだ!
ありがとうお菓子! ありがとう神様!
・・・っていう境地を味わいきれば、「お菓子を食べたい」という欲求は「完了」し、
あなたは、晴れて自由の身となるのです!
「えっ、何を言ってるの!
そんなことしたら今までと同じでしょー!
際限なく食べちゃうわ!」
・・・と、思うでしょ?
実は、このやり方には大切なポイントがあって、
「本当に〇〇たいときにだけ、〇〇する」ということなんです。
■欲求を満たすということ。
「え?
だって、いつでもお菓子食べたいんだけど?」
と、あなたは言うかもしれませんが、
本当にそうですか?
それ、
習慣とか、
惰性とか、
目につくとこにあるからつい・・・とかじゃないですか?
そういうのを一度、すべてやめてみてください。
「あ、いま食べなくても大丈夫そう」というときは決して食べないでください。
「食べたいけど、何かに集中したら忘れられそう」というときも、食べないでください。
そして、久しぶりに、どうしてもどうしても、お菓子が食べたくなったときは、
とびきりおいしいやつを用意して、
何かをしながらではなく、お菓子としっかり向き合った形で、
ちゃんといただきますを言って、お菓子の存在に感謝しつつ、頂いてください。
そして、そのおいしさを十分に味わい、浸ってください。
「ああ、食べちゃった・・・」は必要ありません。
心からお菓子の美味しさと、それをいただける幸せに浸りきるのです。
食べたいだけ、食べてください。
けれど、「もう十分かな?」と思ったら、その気持ちに忠実に、さっと切り上げてください。
そして、「ごちそうさま」を言ってください。
このとき、あなたの心は、晴れ晴れとしているはずです。
もうお菓子に未練はないはずです。
それでは、ほかの活動に取り掛かり、
また「どうしてもお菓子が食べたい」と思うまで、楽しみに待ってください。
このような食べ方をしていると、不思議なことに、
次第に、その欲求が盛り上がる間隔があいていくんです。
実はこれ、公認心理師である主人のアドバイスで、
ゲシュタルト療法という心理療法の「未完了の仕事」という考え方に基づいているそうです。
幸せで、罪悪感やイライラにさいなまれない、素敵な方法でしょう。
・・・実は私、これで禁煙に成功したんです(*^_^*)>
「〇〇がやめられない」方は、ぜひお試しあれ!