てろんてろんの七五三。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
今日は、三歳の末娘、さんちゃんの七五三でした。
長男は五歳で袴をつけて、
長女は三歳でドレスを着たので、
さんちゃんは、髪も長いし、着物にしよう、ということに。
事前に選んだ着物を、何度も写真で見て、さんちゃん、楽しみにしていました。
「さんちゃん七五三、これ着るの」って。
しかし、なんと当日の今日、
さんちゃん、着物を着てくれませんでした(^_^;)!!!
■てろんてろんの七五三
ヘアセットまではよかったんです。
20分くらいかかりましたが、さんちゃん、上機嫌でじっとしていました。
そして、いざ、着付け資産が到着し、足袋をはかせようとすると、
さんちゃん、怯えたように後ずさる!
さんちゃん「イヤッ」
着付け師さん「そうか、じゃあこっちに袖を通してみようか」
さ「イヤ! ママ、おうち帰る!」(私の後ろに隠れる)
えええ~!
そこから、姉や兄になだめてもらったり、
一度外に出て気分を変えてみたり、
ドレスでもいいよと譲歩してみたり、
じっくり説明してみたりしましたが、
「イヤ! おうち帰る!」の一点張り。
主人と「無理っぽいね(^_^;)」と、諦めることに。
スタジオのご主人にそれを告げると、
「申し訳ありませんが、当日ですとキャンセル料が全額かかってしまいますが・・・」
と言われました。
私が「うーん、でも、何度来ても同じような気がするな」と言うと、
主人が「今日、このまま撮影したら」と言いました。
「さんちゃん、ヘアセットは気に入ってくれてるんだし。
せっかくみんな正装したんだし」
着物を着ずに済んださんちゃんも、スタジオで「写真撮る~」と上機嫌。
(そもそも、そこは小さな写真館で、数枚撮影するだけの予定でした)
とはいえ、問題がありました。
さんちゃんの着ていたのは、てろんてろんのアンダーウェアだったのです(笑)!
というのは、ヘアセットの後脱げるよう前開きの下着を、と言われていたのですが、
前開きを持っていなかったので、下からでも脱げるような、てろんてろんに伸びたアンダーウェアで来ていたのです!
そして、さっきまでその上に着ていた普通の服は、襟ぐりが小さくて、着せるとヘアセットが崩れること必至だったのです!
私はなんだかそのどーしようもない状況がおかしくなってしまって、
ぜひ、そのまま写真に残してみたくなり、
ほんとにそのまま、
正装した家族が、てろんてろんのアンダーウェアを着たさんちゃんを囲んで、撮影したのでした。
(御祈祷の後)
私たちが、こんなふうに状況をおもしろがれたのは、
さんちゃんが三人目の子供だからというのと、
私たち夫婦が、あんまり写真撮影に執着しないタイプだからだと思います(^_^;)
もともとは、
子どもが無事に育つことが危うかった時代に、その成長を祝う風習だった、七五三。
わがまま、きまぐれ上等、
てろんてろん上等!
ママとパパは、君が元気でいてくれてうれしいよ。
親の思い通りにならない、たのしい日々をありがとう!
写真ができるのはひと月後。
さんちゃんの「着物、突っぱねてやったぜ!」ってドヤ顔、楽しみだなあ(*^_^*)