享年101歳。祖父が亡くなりました。

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2019年3月7日 木曜日

享年101歳。祖父が亡くなりました。


こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
先月、母方の祖父が亡くなりました。
享年101歳でした。
 
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おととし、数え年100歳(白寿)のお祝いに、親戚がたくさん集まってお祝いをしたところでした。
その様子は過去記事「100歳のおじいちゃん! in 壱岐の島」をどうぞ。
 
そのときにちゃんとご挨拶できたし、
だんだん体が弱っていたことも知っていたので、心の準備はしていたのだけど、
 
110歳のお祝いしたかったなあ・・・、とさみしいです。
 
 
■祖父らしい最後
母に聞いたところによると、
祖父は介護が必要になっていたらしく、ときおりデイサービスを利用していたそうです。
 
その日は、デイサービスの施設にいて、職員さんの介助を受けながら、昼食をおいしそうに食べた後、祖父は椅子に座って休み、
 
職員さんが気がついたときにはなくなっていたそうです。
 
死因は、「急性心不全」。
「心臓の疾患っていうこと?」と聞く私に、元看護師の母は、
 
「違うわよ、老衰よ、老衰。
まるで電池が切れるみたいに、心臓がとまったんじゃないかなあ」
 
「そうか・・・」
なんだか、その情景が目に見えるようでした。
 
 
■さみしかったけど
近年、「モノを大切に使おう」とよく言われます。
リサイクル運動も盛んですよね。
 
だけど、自分の身体をないがしろにしている人の、なんと多いことか。
 
たくさんの人が、当然のように、このサイトで扱うアレルギー疾患をはじめとした、さまざまな不調を抱えています。
現代人はそれに慣れてしまい、不調を当然のものだと思いがち。
 
最近では「病気は急にやって来るもの」とされてしまったようで、
誰でもほんとはもっている「身体の声を聴く」ための耳は、ずいぶん遠くなってしまいました。
 
当然のように抱える不調のせいで、
一日の短くはない時間だとか、
大切な人とのかかわりとか、
ホントにやりたいこととか、を犠牲にしていたり、
 
不調を長年放置して、気づいたときには手遅れになっている人もいます。
 
もったいないなあ。悲しいことだなあ。
 
いたわって大切に使えば、きっと、もっと自由になる身体なはずなのに。もっと長く持ったのに。
きっと、全然別の人生と、将来があったのに・・・。

 
そんな風に思うことが、最近、私の周りで多くありました。
それが小さなお子さんのことだと、悲壮感はなおさらです。
 
だけど、
 
祖父の訃報と、その最後の様子を聞いたときは、
ああ、さみしい、と思いこそすれ、ああ、悲しい、とはあんまり思いませんでした。
 
それは、祖父が身体を使い切るようにして亡くなったからだと思います。
 
きっとそういう亡くなり方は、見送る人間の心をえぐったりはしないのですね。
 
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(子供時代、夏はよく壱岐で過ごしました。
左から、私、いとこのよっちゃん、姉、ほかのいとこたち)
 
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(磯遊びもよくしたなあ)
 
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(これは、結婚してから、子供たちを連れて行ったとき。
長男が四歳ぐらい。周りは従兄のよっちゃんの子供たち)
 
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(祖父の白寿のお祝いで行ったとき。鬼の足跡というところで)
 
 
壱岐は私の心のふるさと。
祖父はまだ、そこにいつものように笑顔で座っている気がします。
 
 

祖父はどんなふうに、自分の身体をいたわっていたのか。
 
以前、伯母に頼んで、祖父のことをいろいろとメモしてもらったものがあるので、
それをもとに、いくつか記事を書いてみようと思います。
 
時間のある時にまったりやりますので、長生きしたいあなたはぜひお付き合いくださいませ。




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