パン耳のホットサンド。
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
さて、意外にご好評をいただいている佐々木家のずぼらおやつレシピ。
甘いおやつが続いたので、今日は甘くないおやつをご紹介いたします。
■パン耳のホットサンド
私にとってホットサンドと言えば、イタリアのパニーニ。
私は20ウン年前、バックパッカーとして気ままな一人旅をしていたのですが、
イタリア滞在中には屋台系料理にはまって、毎日食べ歩いていました。
パニーニ、ピッツァ、サンドイッチ・・・、
とにかくイタリアのパンはおいしかった。硬くて、香ばしくて、味わい深い。
特にパニーニのパンは、食パンとバゲットの中間ぐらいの食感の、ミッシリとした独特なパン。
↑↑↑こんな感じかな。
これを食パンで作ると、どうも歯ごたえが足りない。バゲットだと固すぎる。
で、私なりにパニーニらしい食感を手近なもので追求してみたのが、このパン耳のパニーニです。
普通は入る、ハムなどが入ってないのは、我が家はアレルギーの予防という観点から、
「一食に畜産物はひとつまで」というルールを設けているからです。
オリーブオイルやマスタードをぬるとか、バターで焼くというレシピもありますが、省略。
それでも十分美味しく、わが子たちにはごちそうレベルのおやつです(笑)。
ただバジルは入れたほうがおいしいです。
乾燥バジルでも十分ですからぜひ。
<材料>二人分
・パンの耳 二枚
・スライスチーズ 二枚と半分ぐらい(ほかのチーズでも)
・トマトの輪切り 適量
・塩コショウ 適量
・あればバジル、ルッコラなど
<作り方>
1 パン耳の上に、スライスチーズをしき、トマトを載せ、塩こしょうする。
あればバジルなどを載せる。写真は乾燥バジル。
2 残りのチーズでトマトを覆い、パン耳で閉じる。
3 温めたフライパンの上に2をのせ、
その上に重しとなるものを載せる。写真は、漬物容器のふた。
4 弱火~中火で、両面にこんがり焼き色を付ける。
弱火で五分ほど焼き、チーズが溶けてパンが完全にくっついたら完成。
5 切っていただく。
■噛むこと、大事。
このパニーニに限らず、パン耳はお勧めです。
ふつうの食パンに比べて硬く、よく噛まないと食べられないからです。
アトピーをはじめとするアレルギー症状には、食べ物の消化不良が大きくかかわっていますが、
その原因として、食べ過ぎだけではなく、よくかまないことも挙げられます。
現代っ子は、柔かい食べ物に囲まれて育つので、噛む習慣が十分につかないおそれがあるそう。
「え、だって、柔かい食べ物なんだから、そもそもそんなに噛まなくても大丈夫でしょ」
と思われるかもしれませんが、それは誤解。
噛むことの目的は、食べ物を小さくすることだけではないのです。
噛むということは、唾液とよく混ぜること。
この唾液が、食物の消化を助けるのです。
だから、流し込まれたおかゆよりも、よく噛み砕かれたするめの方が消化にいい、ことがあるわけです。
(拙著『アトピーが消えちゃった! マンガでわかる体質改善』より)
ということで、アレルギーの改善には、噛む習慣をつけること、大切!
けれど、柔かいものを与えて「よくかみなさい」と言っても、それは難しい話。
なにより「よく噛まなければ食べられないもの」を与えることが大切なのです。
しかもパン耳、安い!
食パンの半額とかですよ~!
でもいつもパン耳を買うのは、ちょっと恥ずかしいんですけどね・・・(笑)