「友人がアトピーなんだけど・・・。」
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
(ただ今、読者登録をしてくださっている方に、記事更新のお知らせが送れない状態です。
すみませんが、もう少しお待ちくださいませ。)
「佐々木さん、友達(の子供)がアトピーなんだけど、
食事療法のこと話してみたら、試してみたらしくて、よくなってきたって!」
時折いただく、そんなご報告は、とっても、うれしいもの。
一方、ちょっと困ってしまうのは、時折ある、こんな相談です、
「佐々木さん、友達(の子供)がアトピーで、
食事療法のこと話してみたんだけど、あんまり真剣に聞いてくれないの。
どんな風に話せばわかってもらえると思う?」
せっかく頼ってきてくれたのに、申し訳ないんですが、
こういう質問には、こう答えるしかありません、
「うーん、
私なら、あきらめるかなー」
「えーっ!」
■あの人を変えてみせる!?
食事療法を勧めたい、友人の気持ちはわかるんです、
「食事がこんなに、身体の不調に関係していたなんて!」
そんな驚きと、不調がよくなった喜びを実感していればいるほど、それを、大切な友人とも共有したいと、思いますよね。
私も、そんな勢いに駆られていた時がありました。
しかし、たいてい、うまくいきませんでした。
微妙に相手に避けられるのが関の山。
今ならわかります、
あのとき、私は、あの人を変えようと一生懸命だったけど、
あの人は、変わりたいなんてちっとも思っていなかったんですよ、うん。
人はそれぞれの環境の中で、それぞれの経験を糧に、変わってゆくもので、
その人の中で何かが熟したり、または何かを見限ったりして、考え方や、モノの見方が少し変わるたびに、
その人の「耳に入ってくる話」の周波数みたいなものが変化してゆくんだと思うんですね。
すると、昨日とは違う領域の話が、急に意味をもって耳に飛び込んで来たり、
今まではどうでもよかった誰かの言葉がふいに胸に刺さったりするようになる。
そんな経験がだれにでもあると思います。
その変化のコントロールは、外からはできないし、
きっと本人にもできないでしょう。
それに、誰だって、
誰かの目から見れば、きっとひどくもどかしいところにいる存在なんじゃないか、と思います。
だから、今の私は、そういう周波数の違いを感じたら、
この人、食事を変えたら良くなる可能性が大だなあ・・・と思っても、何も言わず、
その人と同じ周波数で話せる話題を選んで、日々楽しくおしゃべりする、ことにしているのです。
■「あそこのスーパー、卵が安いんだって」
「言ってることはわかるけどさ、
それでも、大切な友人だから、力になりたいんだよ~」という、私の友人。
そんな時は、こうアドバイスすることにしています、
「それなら、軽いテンションに徹すること。
例えるなら、
『あそこのスーパー、卵が安いんだって』とか、
『明日、午後は雨かもしれないらしいよ』とか、
『今度の月九、すごく面白いよ』とか、
そんなことを教えるときのテンションと、後腐れのなさが適当です!」
「ええ~、難しい・・・」
「後はね、
『アトピーが治ったよ! マンガでわかる体質改善』のAmazonの紹介ページを送って、
『これいいよ(^^) マンガだしおススメ☆彡』
みたいな軽いノリの添え文をしておく!」
「なんだ、自分の本の宣伝かよー!」
「悪いかー!
そういう時にサクッと勧められるマンガを、って描いたんだぞ! 使っておくれよ!
・・・とまあ、冗談はさておき、
そういうことが小さな伏線になって、後で必要になった時、思い出してもらえるかもしれない。
何も起きないかもしれないけど、
もしそうだとしても、それはあなたの責任ではないよ。」
と、昔の自分に言い聞かせるように、言ってしまうのであります。
■それは、まるで恋のような。
と、そんな話を友人とした数日後、
娘たちを連れて行った、ちょっと遠い児童館で、
見覚えのあるママさんに声をかけていただきました。
「前に、ちょっとお話ししましたよね、上の娘のアトピーのことで。」
「はい、かなり前ですね~。
娘さん、もう小学校ですか?」
「はい、一年生です。
娘のアトピー、最近、悪化したんですけど、
ちょっと、食事が原因かもってお話を思い出してたんです。
だって、近くにドーナツ屋さんができて、よくいくようになって、悪化したから。
それってやっぱり、関係あるんですかね?」
きゃー、思い出してくれたー!
こんなときは、まるでやっと恋が実ったみたいなドキドキした気持ちで、
だけど、それを全開にしたら引かれちゃうかもしれないので、極力冷静を装ってお答えします、
「(こっそり深呼吸)
はい、その可能性は高いと思います、
っていうのはですね・・・」