サバ缶の味噌汁。2016/12/13
お品書き
●納豆
●キャベツの甘酢和え
●麦ごはん
●根菜とサバ缶のお味噌汁
■手抜きメニュー、『サバ汁』
我が家では、疲れた午後には、よくこんな会話が交わされます。
わたし「ああ、疲れた。もう買い物行きたくない。今日はサバ汁でいっかー」
息子・娘「いーよー」
夫「イエーイ! サバ汁サバ汁!」
てなわけで、今夜はサバ汁です。
作り方は簡単。
1、冷蔵庫にある根菜やあまり野菜を、たっぷりのお湯で煮る。
根菜がおすすめだけど、ほんと、なんでもいいです。
この日は、人参、大根、大根の葉っぱ、しめじ、里芋、油揚げ(油抜き済)。
2、煮えたら、火を止めて、サバの水煮缶を汁ごとと、味噌を投入。だしはいりません。
魚の水煮は、煮込むと臭みが出る気がするので、極力火を加えないことにしてます。
味噌も、なんでもあいます。
この日は、信州味噌と八丁味噌をブレンド(これが一番好み)。
3、お好みで、葱、七味唐辛子などをかけていただく。
野菜やらきのこやらをたっぷり入れて作って、大きな器に盛って、メイン料理っぽくして、
あとは納豆でもつけておけば、立派な晩御飯です!
この日は甘酢でもみもみしたキャベツと、納豆を付けました。
アツアツ、フウフウ、濃厚なだし汁のうまみと、時々ごろっと出てくるサバが嬉しい!
食べ終わる頃には、体はぽかぽか。
かなりたくさん作ったけど、あっという間にひと鍋なくなっちゃいました(*^_^*)
■サバはDHA、EPAの優等生
みなさんご存知のように、青魚の油に含まれているDHA、EPAは、健康効果がいっぱい。
花粉症、アトピーなどのアレルギーの改善だけでなく、
・血液をサラサラに
・美肌
・脳力アップ
・成人病予防
などなど、たくさんの効果が期待できます。
(http://www.kaneoto.com/blog/2008/09/post_140.phpより転載)
中でも、さばはDHA、EPAの含有量が高く、「青魚の王様」といえるほどです。
また、鉄分、ビタミン類、カルシウム、カリウムなどの栄養素も多く含まれ、貧血改善や、健康な皮膚や爪や歯の発育にも役立ちます。
■缶詰はいいことずくめ!
「でも、魚の缶詰って、なんか新鮮じゃないイメージ・・・」
そう思っている方。
それは、誤解ですヽ(^o^)丿!
魚の缶詰は、まず、生の魚を切って、缶に詰め、密閉してから、熱を加えて作られます。
密閉状態で高温で殺菌されるので、酸化、劣化が起こりにくく、新鮮さが長期間キープされます。
熱を加えることで、DHA、EPAが変化しないかと思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに、DHA、EPAは熱に弱いとされていますが、それは空気中での話。
密閉されていれば、酸化が起きないので、ほとんど変質しないのです。
そして、魚のDHA、EPAは、一緒に加熱される煮汁にたくさん溶け出ます。
その煮汁を調理に使うことで、DHA、EPAをあますところなく摂取することができます。
マルハニチロさんのHPによると、さば缶ひと缶で、家族四人分が一日分のDHA、EPAを摂取できるとのこと。
魚の缶詰は、旬の魚を使って作られているので、いつでも、脂ののった旬の魚を食べることができるのです。
マグロでDHA、EPAをとる場合と比較すると、かなり経済的ですね。
また、120度という高温で長時間加熱されることで、背骨まで軟らかくなります。
これを 食べることで、カルシウムなども摂取できますね。
さらに、水煮なら、原料は魚・水・塩だけですから、摂取カロリーが抑えられるという利点もあるでしょう。
このように、魚の缶詰はいいことずくめです。
ださい、おやじっぽい、なんておっしゃらずに、魚の缶詰ライフをはじめましょうヽ(^o^)丿