藤原昌高 『からだにおいしい魚の便利帳 』
サクサク度 ★★★★☆ もっと知りたい人向け
☑ 魚について、いまさら人に聞けない疑問がたくさんある。
☑ いろいろな魚を買って、いろいろな料理に挑戦したい
☑ 雑学が好きだ
魚の図鑑 + 魚の事典 + 魚の文化史 + 魚のコラム + 魚のレシピ集。
すごい情報量だけど、フルカラーだし、うまくまとめられていて、とっても読みやすい。
よく知っている魚から、見たこともない魚まで、読みだしたら止まらない面白さです。
へー、「サーモントラウト」って、鮭じゃなくってマスなんだ!
へー、ブリとヒラマサってアゴの形で見分けるんだ!
へー、コチコチの冷凍エビのほうが生臭みがなくて新鮮なんだ!
なんていう、数えきれない発見がありました。
「焼き魚をきれいに食べよう」なんていうレクチャーまであります(笑)
著者の藤原昌高さん(2000種類の魚介類の食べ方を解説しているサイト『ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑』主宰)が、魚食文化を大切に守っていきたいと考えていらっしゃるのが伝わってきます。
佐々木家のここぞというおもてなしメニュー、いわしのなめろうは、こちらのレシピです(*^_^*)