永田良隆先生に講義をしていただきました。
永田良隆先生は、私がキンドル書籍で広めようとしてきた、アレルギー改善のための「下関療法」創始者。
↑↑↑
『油を断てばアトピーはここまで治る』(三笠書房)著者。
↑↑↑
『マンガでわかる 花粉症が治った!』(2024/エクスナレッジ)で、監修を引き受けていただいたことをきっかけに、お電話でいろいろとお話しさせていただくようになりました。
そしてこのたび先生に、伊藤龍一さんと共に「出版のお祝い」という形でご招待いただき、山口県下関市に行ってきました。
一日目は先生直々の「下関療法」の講義!!!
パワーポイントを使って、一般向けの御著書には書いていないたくさんのことを解説していただきました。
(事前に、先生のこれまでの学会向けの資料などはたくさんいただいていたので、ある程度予習はしていました)
私と伊藤さんは、あれこれと質問をぶつけてしまい、先生には三時間ぐらいしゃべり続けていただきました。
(「喉が……」と笑ってらっしゃいました)
私が一番感動したことは、永田先生が、最近の栄養学を反映させた新しいご見解を示してくださったこと。
「食事療法は時代と共に変わっていかなければならないんです」とおっしゃいました。
思えば、下関療法そのものが、何度も変化を経ています。
1970年代当初は、アトピーの原因は、とり過ぎた植物油とタンパク質だったそうです。
けれど、次第に日本人の食の洋食化が進むと、米が原因になり始めました。
さらに時間が経つと、洋食化がさらに進み、小麦粉でも影響が出てきたのです。
そのたびに、先生は「一時的に避けるべき新たな食品」をつきとめ、リストに書き加えて来たんです。
そのような探究心を、今もずっと持ち続けておられること。
これからも、時代も食も変わり続けていきます。
その中で、学び続け、考え続けることは、とても大切なことだと感じました。
ちなみに先生の講義は伊藤さんが撮影しました。
その動画は伊藤さんがまとめてくださる予定で、未定、です。